生きていたので、親友に会いに行こうと思います。
ベルハルド王国魔術師団所属メルディアーラ・アマネスは稀代の天才魔術師と謳われていた。しかし、隣国のバスカル帝国との戦争で仲間を救うため囮となり命を落とした…かと思われたが、ふと目を覚ますと森の中。精霊王により助けられた命、気づくと戦争から5年経っていた。そして親友のシェルビード・ラルネスがまさかの英雄となっていることを知り、冷やかしのために、興味本位で会いに行くことを決意する。これは死んだと思ってた魔術師が英雄と讃えられる親友を冷やかすために会いに行くことを決めちゃったお話。