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人物整理 (その2)

例によって今後の作品執筆のための、つまり自分のための人物整理!!です!!ちょっと忘れかけてるなって言う人は復習用に参考にしてみてください。


ちなみにその1では載ってたけれどもその2では載っていない人もいます。第二章の中で名前だけでも登場してる場合は載せますが、名前すら出てこなかった場合は抹消しています。

ゲイル・フォアワード

前世が農民の残念息子。ご先祖様が有名人なのに最後の末裔がこれかよと言いたくなるような人物。そこそこ頭の回転はよろしいのだろうと言う気がしないでもなくはないのだけれども、何というか…………。使いどころがなくてやっぱりパッとしない。

 ちなみに知識水準とか教養水準とか剣技などの技能水準については一応貴族として最低限の扱いはできる。ただ、その最低限までもっていくのに父と母と家庭教師は相当苦労したらしい。

 前世ではどうも弓も扱えるらしいので、最近はギルバートの剣術の授業時間を使って、エレナに弓術の指導を受けるようになった。ただ、教えがいが無いと言うか、教えようがないと言うか、中途半端にできて中途半端にできないものだから、とりあえず方向感覚を掴む練習と称して的から10メートルのところから当てる練習から始めた。

 相変わらずミリーに何が何でもお兄ちゃんって呼ばれたい、残念な人である。



ミリー

 フォアワード侯爵家所有の奴隷。歩く百科全書のあだ名がつくほどに頭の回転が良い。また、剣術も技能も大変優れていて、剣術決闘のクラス代表に普通に選ばれた。素人相手ならば一人で三人を相手にすることもできるが、多少腕の立つ者がいると持久力で苦戦することがある。ちなみに、剣術の技能はクラスでおそらく一番だろうと思われているが、それでも玄人相手にはさすがに苦戦を強いており、実はギルバート相手に三戦三敗である。仕方ないもん。だって女の子だもん。

 ミリー自身は本当であればあまり目立ちたくないタイプだが、学内唯一の奴隷身分の学生であり、すぐそばに残念貴族子息のゲイルがいて、前世が姫騎士リズのネルカに絡まれて、先月にはDクラスからのいじめを受けて、さらにそれをゲイルが火に油を注ぐ感じで大暴れをして、それでいて当の本人も文武両道ときたら…………。目立たないわけがない。

 ゲイルにお兄ちゃんと呼ぶように強要されるが、どうやら彼に対して特別な感情を抱いているらしく、絶対にそう呼びはしないと頑なである。

 前世は相変わらず不明だが、断頭台にかけられたらしい。



ネルカ・スワローズ

 スワローズ子爵家の令嬢にして、前世は勇者アリスのお供の一人、姫騎士リズその人。とても偉く、とてもすごく、それでいてネルカ自身も完全想起前の時点で新入生代表挨拶を行えるほど優秀で、さらに貴族令嬢として剣技のたしなみもなかったにもかかわらず、身体を慣らし鍛え、魔術などで補助してはいつつも、剣術決闘のクラス代表に選ばれるほどにまで実力を伸ばすという、レーニアリス学園が理想する、想起の儀式を有効活用した、まさしく模範生そのもの!!!なのだけれども…………。ミリーにお姉ちゃんって呼んでほしいらしい。一言で言えばゲイルの同類。本当に優秀な娘なんだよ!原理が分からなくっても勇者アリスの魔法を現世でも再現できるくらいには!それでも、ゲイルの同類なんだよ…………。

 魔王レーノに対して、個人的に思うところがあるらしく、捜索していたが……、その相手が…………。

 なお、彼女の喋り方は元々のリズの喋り方とは違うらしい。けれども、なぜ違う喋り方をしてるのかまでは不明。



モルゼオ・ジャルマ

 BクラスとDクラスの政治学担当の先生。三つ目の魔族。ヘッドハンティングされてレーニアリスで先生兼研究者をやっているが、当の本人は研究所勤務希望。ポストが空くのを心待ちにしている。研究者としての専門は、徴税コンプライアンス。一言で言えば、税金とるのにルールある程度設けとかないと反乱起きるぞ?気をつけろ、がテーマ。研究日にゲイルを誘ってその研究会に参加させている。

 ちなみに、実はかなりの変人である。詳細は本文にて (白目)。



カロゥ・ドナフト

 Cクラスに所属するCクラス唯一の良心。他のCクラスの生徒たちがやんちゃする中、…………あれはやんちゃで済む話だろうか…………、やんちゃなことを止める側。そこらへん、他の教員たちはみな理解している。ゲイルと同じく前世が農民で、その辺から農民に関するインタビュー調査ができやしないか、との名目からモルゼオの研究会に参加させられている。本当に、本当に良い子なんです…………。



ファーノ・リスラン

 Bクラスの生徒。港町ルミンの出身の平民で、前世は魔術師らしく、今後が期待されている。主にネルカと仲がいいが、Dクラスとの騒動以来ミリーとの距離もかなり縮まり、ミリーとよく一緒に食事をするようになる。

 ちなみに平民なので、平民寮で生活しており、ミリーと違って相部屋の相手がいる。



グルアーノ・ロヴェステン。

 国軍省の大臣を務めているロヴェステン伯爵家の四男で魔族専用クラス、Aクラスの生徒。ネルカとは幼馴染であり、婚約者でもある。

 そして前世が魔王レーノと来た。「こういう時に不便だ」「草生えるww」

 ちなみに、喋り方は一見レーノのそれに近いが、どちらかと言うと突然精神年齢が急激に上がってしまい、落ち着きすぎてかえって貫禄のある貴族の喋りになったと言うイメージ。完全想起したが、実はネルカと比べると比較的レーノの人格から距離が置かれている。まぁ、それでも魔王レーノ本人であることには変わらないのだけれど…………。



アイン・リゼット・ティアノード

 Bクラスの生徒。ティアノード子爵家の令嬢でゲイルとはいとこ同士。フォアワード侯爵家から外に出ることが少なかったゲイルとは学園での久々の再開となったが、ネルカを間に介すことで顔を併せたり話したりする機会は増えた。ネルカからのお願いもあってミリーとも時折会話するが、ネルカやアインとかかわることの方がどちらかと言うと多い。またほんの少しだけミリーとは距離を置いている。

 前世は王宮勤務らしいが詳細はまだわかっていない。



ノエル・シアン・ラズリ=ティル

 Bクラスの生徒。ラズリ=ティル伯爵家の令嬢。ネルカのはからいでミリーのお友達に任命され、時折ミリーと会話をする。本人はミリーともう少しお話ししたいようだが、伯爵家の令嬢であるため、他のクラスメイトや貴族令嬢とのかかわりが多く、中々時間を作れないでいる模様。

 前世も貴族の令嬢であったらしい。



ノモン・フェイン

 Dクラスの生徒で平民。前世はジャレット・ティングスティ王宮騎士団長であると分かっているが、部分想起にとどまっている。一時期尊大な態度をとるようになり、同時にDクラスのリーダーポジについたが、ゲイルと一度揉めて以来あまり目立たないようになる。それでもレーニアリス学園に推薦入学できるだけの実力はあり、剣術大会のクラス代表の一人に選ばれている。



ベルトラン・ミハエル・ドルモゼール

 Bクラスの生徒で王宮騎士団のドルモーゼル兵長の息子。剣術は子供のころから親に仕込まれており、剣術大会のクラス代表になるくらいの実力を持っている。前世は領軍の兵士。



トルネ・ロナウド・フォン・ラッザク=ティエール

 Aクラスの生徒でラッザク=ティエール辺境伯の息子。剣術大会のクラス代表の一人。前世は魔族の兵士。



アーミリア・フォン・ニーベルシア

 Cクラスの生徒で、とある領軍の軍団長の娘。魔術が大好きで剣術大会の時も魔術を使おうとした。一応、剣術大会に出るくらいには剣技に秀でているのだけれど…………。剣を使わなかった。



オズベルト・マック・アグネシアン

 (きこり)の息子で、Cクラスの生徒。魔術好きではあるが、剣術大会の規約に魔術の使用を禁止している個所を確認し、アーミリアに合わせて魔術ローブを身に着けはしたものの魔術の使用をしないよう頑なに止めた。けれども、魔術の使用者が現れたのを機に、召喚魔法を使いだし「よくわからないもの」を召喚してしまった。本人は召喚魔術だと勘違いしているが、れっきとした暗黒魔法である。

 あとレーノとの会話を見ればわかるが、Cクラスの生徒相手に言葉が通じると思ってはならない。



クラン

 レーニアリス学園の事務員。ミリーの入学以来、モンスターブラザーと貴族を呼び捨てにする学園長に頭を悩ませている。剣術大会では若干調子に乗っていた学園長の耳をひたすら引っ張っていた。



メルベール・ヒューズ

 レーニアリス学園の学園長。ゲイルを呼び捨てにしたり、奴呼ばわりしており、その様子をしばしばクランに叱責される。学園で一番偉い人。ミリーのスカートが捲れたことを大層喜んでいた変態(じじい)



ギルバート・アレキサンドリア

 Bクラスの担任にして剣術の先生。専任講師で給料は低いが、実は剣術についてはそれなりの実力があり、クラスで優秀なミリー相手に三戦三勝するくらいには伊達に先生やっていない。なお、その活躍の模様については本文に記載していない。ごめんね!ギルバート!



ライナ・ラフィエット・フロイゼン

 レーニアリス学園の図書館の司書長。ミリーの名目上の指導教授となり、彼女の閉架書庫への入庫を認め、ミリーの読書生活を支えている。



レベッカ・ジェン・リングール

 輪廻学の先生。想起の儀式の時はミリーを担当している。「よくわからないもの」対応の際はルーカスの後ろについていた。



エレナ・コーデリア

 弓術担当の先生。ゲイルが前世では弓を扱えたらしいとの旨をモルゼオから聞いて彼の弓の教練を引き受ける。ただどう教えればいいのか困っている模様……。



ルーカス・ボルドウェイ

 生物学の先生。きわめて変わっている。授業時間の約半数以上を生物とは関係ない話で費やすことで有名。そして、ある授業ではついに生物すら出なくなった。魔術の話になるととても熱心に話す。採点の際は風魔術を使った相対評価を行うらしい。



リングベイ

 Cクラスの剣術の担当講師であり、剣術決闘の司会を務めていた。Cクラスのせいで胃痛を引き起こし、退職を悩んでいるらしい。



バルト・フィンランド

 行政学の先生。ただ、それだけではない様子で、今回セリフは出なかったが、ルーカスと共に『よくわからないもの』の対処を行った。謎の多い人物である。



ブールズ

 Cクラスの担任。Cクラスの奇行に毎度頭を悩ませている。退職を考えているらしい。



『よくわからないもの』

 邪神を召喚する系統の召喚魔法で現れた何か。イソギンチャクのように触手を揺らめかせ、一見生き物のように見えるが、ルーカスの言うように実は無機物。天界、大雑把に言うとあの世へとつながる通路で意志なんてない。

 現れた直後唸ったように聞こえたが、あれは単純に召喚の際の空気振動で揺れただけで『よくわからないもの』の咆哮ではない。また、意志を持つように触手が人間に触れようとするが、実は人間の意志に反応して引力のように近づいているだけであり、人間を掴もうとかそんなことをしようとしているわけでもない。触手に触れてもちょっと意識があの世に行くだけで、別に死にはしないから無害である。無害でいいんだよな?

 ちなみに正式名称は「天使の階段」。



シスター・メアリー・コンプレックス

 女神。略せばわかると思うが、シスコンの女神。妹大好き。でも本人に実は妹は居ない。

 元々人間でローザンヌ教会の修道女として活躍していた。しかし、修道女としての生活は彼女の欲求を同じ修道女へと向けるだけであり、結果として「妹」に対する憧れから虚空の妹愛に目覚め、妹がいないにもかかわらず存在しない妹を愛すと言う狂気に満ちた聖職者となり、神格化し、妹愛の女神となったが、その過程はどっからどう見ても邪神である。

 四人家族で一家揃って聖職者。父はローザンヌ教会の地方の教会長を務めファザーと呼ばれていた。母はローザンヌ教会の修道院の院長を務めマザーと呼ばれていた。なお、兄が一人いるが、彼はローザンヌ教会ではなく別の宗派に属していた。

 なお、修道女時代の彼女の主な仕事は、異端審問。相当ヤバかったらしい。



ローザンヌ教会大神官

 ベルフェリオ王国王都ローズベルに本部を構えるローザンヌ教会の主。教会の者たちから羨望のまなざしを向けられているらしい。



ローザンヌ教会枢機卿

 ローザンヌ教会のNO.2。大神官が不在の時は教会関係の事務方のトップとして様々な仕事をこなす。かなり優秀な人物であり、人望もそこそこある。今の大神官がいなければ、彼こそ大神官に慣れていただろうと言われている。



ローザンヌ教会聖女

 名前だけの登場だが、主神ローザンヌの神託や現存の封印の状態を伝える媒介者。



レッドネックの義母

 名前だけの登場だが不老不死で、殺せないから封印するしかなかったと言われる結構ヤバい人。700年くらい前の西の魔女の一人らしい。ローザンヌ教会で封印の監視を行ってきたが、現在監視の管轄が王国へと変わった。実力としてはかなりの持ち主で、「異界送りの魔法」を開発したそうだ。それを開発できるってことは異界の存在を認知できたってわけなので、まあ、やっぱヤバい人なんです。

 ちなみに、復活した場合の緊急マニュアルがあるが、そのマニュアルの中には王族の血を途絶えさせてでも抹消しなくてはならないと書かれているらしい。でもまあ、そこまで悪化することはないだろうと大神官はお考えのようだ。



===過去


『勇者アリス』

 人族と魔族が戦争していたころに活躍した人物。同時に人族と魔族の和平を仲介した人物である。但し、どのような人物であるのかについては、実はよくわかっていない。姫騎士リズの転生者であるネルカが言うには師匠がいたらしい。



姫騎士リズ

 人族と魔族が戦争していたころのツェッペンハーゲン王国の王女。本名はリーゼロッテ・ドゥーノ・メル・フォン・ツェッペンハーノ。王位継承権が元々23位であり、妾の子供でもあるため、後継者候補からは完全に外され、郊外の街の商会の息子と縁談を組まされることになった。しかし、縁談がまとまろうとしたところで街に魔獣が攻め込み、護衛や縁談の相手の一家も含めて全員が亡くなってしまい、彼女だけが取り残されてしまう。そこへ通りすがりの謎のハンター、ただの田舎者(レッドネック)に助けられ、九死に一生を得た。

 その後、ハンターとして身を投じるようになるが、実質のところ魔獣討伐と魔族狩りが主であり、どちらかと言うと傭兵とか異端審問官とか、そういう系の仕事に取り組んでいる。時折レッドネックと共に任務をこなすこともあり、出会っては別れ、再開しては再び別れを繰り返していたらしい。

 王位継承権は兄弟姉妹の離籍や志望などで最終的には12位まで繰り上がった模様。

 後世の記録では、彼女が引き受けたと言われている最後のクエストは「グルッヴェオ地方の異教徒反乱の制圧」と言うことになっているが…………。

 現世ではネルカとして生まれ変わり、何かとミリーに関わる。

 (変態属性あり)



ただの田舎者(レッドネック)

 人族と魔族が戦争していたころに活躍していたらしい謎のハンター。リズの身が危険なところを度々助けたらしい。時折リズと一緒にクエストをこなし、親友として固い絆を結んでいたが…………。

 本名・経歴・出身共に不明で、後世には名前すら残されていない。



魔王レーノ 

 人族と魔族が戦争していたころの魔族の王。戦争で疲弊していた魔族陣営を立て直すために人族との和平を望んだ。リズとは度々戦場で出会い、互いに武器を向けあうが、当の本人は謎のハンター、レッドネックに興味を惹かれていた。ちなみに恋愛感情はなかった。

 剣や魔法よりも槍を使うことを好む。

 ちなみにリズに対して使った魔法『曝炎』は、色々と問題の多い暗黒魔法。現時点では失われた魔法の一つであるが、もし現存していた場合、間違いなく使用禁止条約とか出てきてもおかしくない禁術系の暗黒魔法である。どんだけヤバいかと言うと、ガソリンに劣化ウラン弾を沈めてそこに火を放つイメージ。放射線出ます。つまり「爆」炎ではなく、「曝」炎であるのは、放射線被曝させることを前提に使用する魔法だからです。具体的に使用するとき、まず空気中に術を発動させる対象範囲を指定して (例えば自分の位置から2メートル先を中心にした半径1メートルの球体内の空間など) その範囲内に存在する空気を圧縮する。圧縮するとその分体積が減るので、減った分の穴埋めに周囲から流れ込むが、それをまた圧縮し、そして空気がまた流れ込み、圧縮し、を繰り返した後、その圧縮した後の空気の塊を一気に原子核の核分裂 (レーノの場合は核融合) を引き起こさせる。空気だけでもあれだけれども、指定した範囲内に人間とか動物とかがいた場合、体内はおろか細胞内に存在する原子に対しても術がかかるので、まあえげつないことになる。リズが生き残ったのはレーノがまだその魔法を完全にマスターする前であり、未完成魔法を実験感覚で使ったところ中途半端な感じで発動されたから。完成すると即死です。なお、レーノもさすがにこれはヤバいと思って使わなくなった。まあ、そんな魔法で傷ついた人間を治癒できるレッドネックは別の意味でもっとヤバいのだけれども…………。



『西の魔女たち』

 ベルフェリオ王国の西部に居たと言われている魔法使いの集団。魔法を発明し、人々に伝授していたらしい。その中の一人の魔法使いが欲におぼれ魔物を召喚し世界に混沌をもたらしたとのことだが、後世ではその話は伝えられていない。



モルガン

 人魔大戦時代にベルフェリオ王国で活動していたS級パーティ『ノートレード』のリーダー。『ノートレード』自体は当時100年もの歴史があるパーティで総勢20名が所属していたらしい。世界横断的に展開するハンターのパーティの中でも当時7番目の実力と規模のパーティであり、そこいらの泡沫とは一緒にしてはいけない。モルガン自身もS級ハンターであり、ベルフェリオ王国内でも10本指に入る。のちに姫騎士リズに抜かされるらしいが……。

 人魔大戦が絡むクエストでは度々リズと任務を共にしていたらしい。

 なお現在『ノートレード』それ自体はなくなっているが、その後継団体が解散と再結集を繰り返し、三つほどに分派しているらしい。



ラインハルト

 魔族軍側の将軍。レッドネックと戦闘したことがある。



ディーグリオ

 魔族軍側の参謀。レッドネックと戦闘したことがある。



デュアン

ゲイルのご先祖様。勇者アリスのお供をしていた。もとは奴隷だったが、勇者アリスと共に和平協定の仲介をしたことが評価され、奴隷身分を返上、侯爵の地位を得た。

 姫騎士リズの記憶の中では、彼はレッドネックと行動を共にしていたことがあるらしい。



ユラン

 人族と魔族が戦争していたころのローザンヌ協会の神父。勇者アリスのお供。今回も名前だけの登場。



エル・キャサリン・ミーム・フォン・アッカーマン女史

 今から1300年も昔に存在した魔術師。現在では魔術の起動のためにいくつもの公理系が存在するが、彼女はのちにアッカーマン公理系と呼ばれる、世界で最初の公理系、さらに唯一白魔術しか起動できない公理系を発明し、歴史に名を刻むことになる。なお、一部の文献では「キャサリン・ミーム・フォン・アッカーマン」となっており、「エル」が後期に彼女が名乗り始めた名前だと言われている。



アルベルフェティオ

 人魔大戦後、レッドネックの傍にいた悪魔。謎の邪神エルドバ・エ・モルデアを崇拝しているらしい。本人は「アルベルフェティア」と名乗っているが、天界の天使には階級を表す接尾語が付く場合があり、彼の場合は「ティア」とつけられていた。ただ、堕天したため、その階級が剥奪(はくだつ)され今は単なるアルベルフェティオである。(この辺の話は、ルシファーとルシフェルの違いだと思ってください。)

 元々はローザンヌを信奉していたらしい。



エルドバ・エ・モルデア

 アルベルフェティオが信奉していたと言われる邪神。しかし、どのような邪神なのかは分かっていない。ローザンヌ教会の教典においてもその名前は記録されていない。その名前を知っているのは当時の世界でリズが知りうる限りレッドネックだけだった。そんな彼女もレッドネックから伝え聞いただけらしい。

 しかし、ローザンヌは知っている。教会に記録が残っていなくっても彼らの主神は知っている。エルドバ・エ・モルデアが自分の最大の脅威であることを。

人物整理を載せたってことはある程度第三章の目星がついたってことです!ただ、個人的には第三章の扱いにかなり困っています……。第三章が少々長すぎるんじゃないかとの嫌いがあり、キリのいいところで一応切りましたが、本当にここキリがいいのかなと悩んでいる次第です……。でもまあ、一段落つけるならここがちょうどいいだろうと考えているので、これから第三章の掲載準備と第四章の執筆にかかります!!!


 第三章は順々に元原稿の推敲を重ね重ねやってから早ければ今月末にも掲載を始める予定です。遅いと来月かもしれません。あるいは暫く今週の木曜日から週一掲載で様子見かもしれません。適当です!いつ掲載するかは自分でも考えておりません!(ドヤァ)


 これまで作品を読んでくださいました皆々様!!!続編の掲載が突然ポッと始まりびっくりするかもしれませんし、或いはいつになったら掲載始めるんだよとイラつくかもしれませんが!第三章掲載まで今しばらくお待ちくださいませませ!!!それではまた今度!(シュタッ)

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― 新着の感想 ―
[良い点] ミリーの可愛らしさ、いじらしさ。 ゲイルのちゃんとカッコいいところ。 [一言] 楽しく一気に第2章まで読ませていただきました! ここからはゆっくり読ませていただきまーす。
感想一覧
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