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あ、いた
鈍い音と、水がはじける音が同時に聞こえた。
「あーあ、やっぱり脆いな。」
やっちゃったー、という仕草をしたあと
「よしっ!おいかけるか!」
と続け、ヨヅルは少年と少女を追いかけた。
「あいつら・・・」
気配を探り、追いかける途中にヨヅルは見つけてしまった。
「足跡くらい消しながらいけよ・・・」
そう、二人分の足跡がくっきり残っていたのだ。
「ふむ・・・これだけくっきり足跡が残っているならもう少しかな。」
淡々と足跡を追うヨヅル
「あ、いた」
目標の二人を視認し、声を掛ける。
「おーい!こっちは片付いたぞー!」




