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幼女の政  作者: 物江花 あさり
三章 後宮
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第20話 隠語 (三章:終)

「私の知る範囲では、難しいですね。ですが、しばらく薬の摂取はやめたほうがよいかと。」


(前世でも、先生が「治らない」って言ってたし。)


「ブロッコリーの意味は?」


帝が雛子にそう問い出した。


「あれで確信を持ったのだろう。」


「ブロッコリーは、薬物の一種である大麻の隠語なんです。」


(これは推理小説で知ったんだけどね。)


「なぜお前が知っている?」


「み、未来のお告げです。」


雛子の言葉に宦官は、笑いをこらえているのであった。帝は不思議といたずらっ子の笑みを浮かべる。


「…っは。お前はつくづくおもしろい。では、これからはお前に未来を尋ねることにしよう。」


「…え?」


(無理無理無理。私は前世の知識を生かしてるだけなのに、未来なんてわかるわけないじゃん!)


「また来る。」


帝はそう言ってこの場を後にするのであった。

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