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幼女の政  作者: 物江花 あさり
一章 開幕
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第1話 目覚めると

気分で投稿します。

「ふぁ〜。」


雛子(ひなこ)はあくびをしながら目を覚ます。


(もうこんな時間?なんか外がいつもよりうるさいような気がするのは、気のせいか?)


雛子は寝ぼけながら、扉を空けた。すると、そこには見たこともない世界が広がっているのだった。


「…。!?」


雛子は理解するまでに数秒かかってしまう。


(どこだよ!ここ。夢?)


雛子は顔をつねる。


(痛い。)


雛子は痛みを感じたため、今、目の前にある光景は現実なのだと知る。


昨夜は、試験勉強のため机と対面していた雛子。カフェインを飲み、なんとか深夜まで勉強をし、ベッドで寝た。


そして目を覚ますとこの有り様だったわけだ。


(いや、どこだよ!)


あたりを見渡すと、なにやら、音楽やらで賑わっている。昔の日本のようであった。


(あの串焼き美味しそ…。)


「雛子!」


誰かが雛子を呼ぶ。振り返ると、雛子と同じ格好をした女の子が手を振って走ってくるのであった。


「どこいってたの?探したんだよ!もぉ。ただ、薬屋から、薬をもらってくるだけだっていうのに。また、探検をしてたわけ?」


少女は雛子と同じくらいの年齢の女の子であった。だが、雛子よりは大人っぽさがにじみ出ている。


「はやく戻って、お洗濯しなきゃなんだから。」


(戻るってどこに?)


雛子は内心でそう思いながらも、少女に引っ張られ、連れていかれるのであった。

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