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はじめての武器屋 1
大きな街『スーナ』へと続く道を歩く男女二人組が居る。
男の名前は『ムツヤ・バックカントリー』だ、肩まで伸ばした黒髪と茶色い目。
彼の住んでいた家は裏庭が裏ダンジョンで、小さい頃からそこで遊んでいる。
なので反則級の強さと、この世の理をひっくり返しかねない道具を山程持っていた。
腰に下げている剣は斬ると相手が燃え上がる。
いわゆる魔剣だ。銀色の鎧はどんな高温にも低温にも耐性があり、快適だからといつも着ていた。
女の名前は『モモ』、オークは種族全員が家族という思想があるので名字はない。
緑色の肌で、頭に被った兜から結った栗色の長髪をしっぽのように出している。
見た目はオークと言うよりも人間に近い。
朝にオークの村を出て夕暮れまでには街に付く計算だったが、2人共体力には自信があったのと、荷物はカバンに仕舞ったので身軽な事があり、だいぶ予定より早く街に着きそうだった。




