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修学旅行先は異世界でした?  作者: 神由
救出編
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葬式

ザシュッ!!


ザシュッ!!


ザシュッ!!


ザシュッ!!


「すごい・・・あのイヴォルザークがこんなにもあっけなく・・・」


「助かった・・・」


「イヴォルザークをどうやったら簡単に切れるんだ?」


「さぁ・・・毛の一本一本が鋼鉄よりも固いと有名なのにな・・・」


「見ろよ!また一体倒したぞ!」


「俺達は夢でも見ているのか?」


ドカッ!


「いてぇ、なにしやがる!」


「痛いなら夢じゃないだろ」


バシッ!


「夢じゃないのはわかったが、これはさっきのお礼だぁ!」




俺が目の前の魔物を倒していくと、周囲から騒ぐ声が聞こえて来た。一部では殴り合いしているのもいる・・・なんか状態異常の魔法にかかったのか?

でも皆が笑顔だった。


「それにしても剣を使ってこの魔物を倒したけど、予想以上に硬かったな・・・」


空間魔法を使い固定化した刃じゃなかったら最初の一撃で多分折れていただろう・・・

それくらい硬かった。

周囲の様子を魔法で監視しつつ、倒れた魔物に近づく。


魔物は真っ二つになっており、周囲には濃厚な血の臭いと血吹雪によって汚された樹木の葉が見える周囲を真っ赤に染めていく・・・


最初、この魔物達を捨てていこうと思ったが、周囲の猛反発で空間魔法を使い持って帰ることになった。うぁぁ、血が色んな所にこびり付いている・・・


「貴重な素材を捨てようとするなんて、モノの価値が分からないのか?」


こんな風に先程から小言をたくさん頂いている・・・

合流前の事とか話したかったけど、後からでいいかな?


それから皆が揃った後で、この場で死んだ人達の供養をすることになった。

木を組み合わせて簡易的な家を作り何処からか摘んできた色とりどりの花を並べていく。

これから始まるのは死んだものを神の元へと送る儀式だ。


死んだ人の名前が呼ばれていく・・・


名前が呼ばれると泣き崩れる人や叫ぶ人がいる。

名前が全て読み上げられると、家を中心に地面が光りだす。

よく見ると魔方陣が見えてくる。


後から聞いた話だと、この魔方陣は死者を神の元へ送る魔方陣と伝わっているそうだ。

魔方陣を見ていると、あぁこれは空間魔法の一つだと理解してくる。


突如、眩い光が全体に広がっていく。

余りの眩しさに手を使い顔を隠す。


光が収まった後、その場を見ると何も無くなっていた。





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