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第六話 エピローグ
第六話のエピローグです。
雪で敷き詰められた少年院屋上に
二人の少年少女が立っていた。
黒コートに黒帽子の少年と白コートに白帽子の少女だ。
「あれから、二年か…」
「あの少年、もう大丈夫かしら?」
「どうだろうか…あいつはまだ気づいていないんだからな。」
「何に?」
「他者への感謝・思いやり・感情の自制…etc」
「そうね…でも、あなたは彼を更生させたいんでしょ?」
「…」
「違う?」
「…そうだな、もう二度と
俺みたいな生涯を送る奴は生み出したくない」
「昔と同じようなこと言うのね…」
「当然だ。なぜなら私は
あなたに助けられた男だからな。」
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