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守護戦士見習いのあれやこれや(仮)  作者: 阿野根の作者
本編 見習い守護戦士バイトする。
35/48

学生守護戦士はバイト中7(ただし、明正和次元)

レセプションにでるの?

私、准二級守護戦士ですよ?


「地味ですかね。」

マイコさんが言った。


「ええ、地味ですね。」

女官さんが言った。


なぜか着飾らされてます。


「あのー、私、准二級守護戦士なのでまだエスコート業務出来ません。」

二級いじょうだよね。


「ええ、だから、守護戦士の盛装ではないので出てください。」

マイコさんが言った。


マイコさんって何者だろう?

奥宮に部屋があって担当女官さんがいるなんて…。


「マイコ様、いかがでございましょう。」

女官さんが言った。


薄い緑のドレスが瞳とあってるかな?

それに牡丹ぽい花の刺繍、やっぱり、チャイナドレスっぽい、露出多いし。


「明音はもっと派手だと思います。」

マイコさんが言った。


明音皇女殿下を呼び捨てにしたよ。


「そうですね、では金の盛装にいたしましょうか。」

女官さんが言った。


すごく、はでな、露出が多い、盛装が出てきた。


あのスリットなに?

無理です。


「マ、マイコさん、おとなしいのにしてください。」

守護業務しなくっちゃだもん。


手持ちの正装で出ちゃだめかな?

高校生の正装じゃ、役不足?


「明音を諦めさせるためには見せつけるしかないのです。」

マイコさんが微笑んだ。


金の盛装はいやですー。


とりあえず、私服着ようかな。


「エスコートするのは、ヒフィゼさんですよ。」

マイコさんが言った。


「こう…マイコ様、明音皇女殿下がご執心なので…。」

女官さんが言った。


こう?なんだろう?


「人の恋路を邪魔するやつは馬にけられてしんじまえという、ことわざがあるので、明音には諦めてもらいます。」

マイコさんが言った。


もしかして、マイコさんって

地位の高い人なのかな?

一級守護戦士だけじゃなくて。


「あの。」

聞いてみようか。


「この金の盛装にしましょう、にあいますよ。」

マイコさんがにこにこした。


「あの、マイコさんって何者ですか?」

私がきくとマイコさんが微笑んだ。


「単なる奥宮担当の一級守護戦士です。」

マイコさんが言った。


ほ、本当にそうなのかな?


ともかく、金の盛装は回避だよ。

動きづらいし。


「ヒフィゼさんはどちらがよいとおもいますか?」

マイコさんが振り返った。


マイコさん、私、着替え中なんですが?

なんとか守護戦士の服に着替えきったよ。


「あちらのミニスカートがいい。」

ヒフィゼギルド管理官長が着替える私を見つめて言った。


足見てる?

ず、ズボンはいてるし見えないよね。


あの黄色いミニスカートの盛装は一番最初に却下したんですけど。

戦えないから。

蹴ったら下着見えそうです。


「良い選択ですね、アクセサリーはどうしましょうか?」

マイコさんが言った。


「これをつけてほしい。」

ヒフィゼギルド管理官長が綺麗に包装された箱を出した。


「なんですか?」

手を伸ばすとそのまま手をもって引っ張られた。


「真姫奈…良いにおいだ。」

ヒフィゼギルド管理官長を抱きこんで言った。


え?なんか甘い…。

ちょっと、おかしくないですか?


「お邪魔のようです。」

マイコさんがそういって部屋からでるように侍女さんたちを促した。


ええ?困ります。


「マ、マイコさん~!」

どうしよう、ヒフィゼギルド管理官長が

首筋にキスしてる。


私の夢の体現ですか?


「真姫奈、オレの真姫奈。」

ヒフィゼギルド管理官長が甘く囁きながら私の耳を甘噛みした。


私、そんなに飢えてるの?

どうしよう、学生の本分はべ、勉強だよね。


「真姫奈抱き上げたい。」

ヒフィゼギルド管理官長が甘く言った。


な、なんか、悪いものでも食べた?


「ヒフィゼギルド管理官長、私ですよ、しっかりしてください。」

わーん、どうしよう。


「ガイウスと呼んでくれ。」

ヒフィゼギルド管理官長がそういいながら抱き上げてようとしてる?


ええ?本当に夢じゃないの?


「真姫奈ちゃん、仕事の打ち合わせなんだけど。」

アルファースさんが入ってきて固まった。


「アルファースさん、今、邪魔だって言ったよね。」

ユウキ君が一緒に入ってきて言った。


「あの、ちょっと、その。」

私は恥ずかしくなってヒフィゼギルド管理官長の腕の中から抜け出した。


「真姫奈?どうしたんだ、戻ってこい。」

ヒフィゼギルド管理官長が言った。


「ヒフィゼさん、すいません、これから、うちあわせなので、出ていってください!」

気を取り戻したアルファースさんがヒフィゼギルド管理官長を押し出した。


「邪魔するな!真姫奈!」

今生の別れみたいな声でヒフィゼギルド管理官長が言った。


大袈裟とも思うけど。

なんか胸がいたい。


「良いところで合いました、明音皇女殿下がおよびです。」

侍従らしい人がヒフィゼギルド管理官長に言ったところでアルファースさんが扉を閉めて鍵を閉めてさらに棚を移動した。


バリケード?


「まったく、油断も隙もない、大丈夫だった?」

アルファースさんが言った。


「は、はい。」

ヒフィゼギルド管理官長

やっぱり調子悪いのかな?


それとも、本当に私のこと

想ってくれてるのかな?


こんな年下で子供じゃ合わないよね。


「……ところで、目の毒だから、しっかり、服整えてね。」

アルファースさんが言った。


気がつくと作務衣(シュゴセンシふく)の襟元が空いてた。

したにキャミ着てるけど、恥ずかしい。


「首もとにストールかなんか巻いた方がいいかも、キスマーク付いてるよ。」

ユウキ君が言った。


鏡を見ると本当に赤くなってた。


「ストールなんてないです。」

タオルなら差し入れ小袋に入ってるけど。


「おばあ様、観察してたんでしょう、出てきてください。」

ユウキ君が言った。


「ユウキに気がつかれたようです。」

マイコさんが女官さん、侍女さんたちと続きの部屋から出てきた。


おばあ様ってことは、ユウキ君のおばあ様なの?


「おばあ様…まさか、マイコ一級守護戦士は皇族?」

アルファースさんが言った。


「また、しらばっくれたね、正確には陽色(ヒイロ)皇帝陛下の皇后だよ、だから、先祖なんですけど、臣下に下るとき姓ももらったし、おばあ様なんだよね。」

ユウキ君が言った。


うーん、明正和次元って長寿命の種族って

ひいひい以下略が生きてたりするからそうなるよね。


私の先祖の水の精霊王様みたいに。

なんか、会いたくなっちゃったよ。


「ばらしては、いけません、ストールですね。」

マイコ様が言った。


「マイコ様なんですか?」

私は聞いた。


「今の本業は守護戦士です、箱の中身はなんですか?」

マイコ様が言った。


ヒフィゼギルド管理官長がくれた箱をしっかり、お守りみたいに握ってたみたいだ。


「あけてみてよ、つけていった方がいい。」

ユウキ君が言った。


「いいのかな?」

くれた本人がいないのに。


「いいと思います。」

マイコ様が言った。


「わー、手が早い!プレゼント攻撃?」

アルファースさんが言った。


開けてみていいのかな?

開けてみたらヒフィゼギルド管理官長の

気持ちが分かるかな?

わかればいいのに。


明音皇女殿下、ヒフィゼギルド管理官長になんのようなんだろう。


それより、仕事だよね。


「綺麗なレースモチーフのかんざしと腕輪ですね、ストールも透け感のあるレースにしてあわせましょう。」

マイコ様が言った。


えーと、本当にどういう意味なんだろう?

指輪とかなら、なんかわかるような気がするんだけど。

腕輪とかんざしってよくわからないよ。


きちんとこの仕事が終わったら聞いてみよう。

そうじゃないと、勉強が滞るよ、うん。

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