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守護戦士見習いのあれやこれや(仮)  作者: 阿野根の作者
本編 見習い守護戦士バイトする。
13/48

学生守護戦士はちびっこキャンプ1

ちびっこ守護戦士キャンプか…。

子供のころ良く行ってたよ…。

まあ…高学年にはもう守護戦士三級とっていたから

藍白の守護戦士の格好生意気にも着て参加だったな…。


「まあ…今もたかだか准二級の水色の守護戦士の格好だけどさ。」

有名なミヨコ・ファーリーの銅像を見ながら呟いた。


「何、たそがれてるの?」

親友の占い師が来たようだよ…。

「次代キユリ様、お元気そうでなによりです。」

うん、赤のキユリの弟子なんだよね。

「真姫奈守護戦士…他人行儀な言い方は禁止だよ。」

ユウキ・クミルナが言った。

「…久しぶり、ユウキ君。」

私は微笑んだ。


「主殿、もうすぐ、子供たちがこちらに来るそうです。」

レヒヤ若長が言った。


主殿、やめてくれないかな?


「誰?この人?」

ユウキ君が言った。

「この男は誰ですか?」

レヒヤも言った。


「この人はパーウェーナ世界のパイナ草原国のオイエワス族の若長、レヒヤさん、こちらはキユリの町の次代指導者で、明正和次元最高の占い師キユリの弟子、次代キユリのユウキ・クミルナ君です。」

これで落ちは無いね。


「ちなみに僕は真姫奈ちゃんの親友だから…あなたは、真姫奈ちゃんのしもべらしくわきまえてればいいんだよ。」

ユウキ君が言った。


さすが…次代キユリだよ…説明しなくてもわかったか…。

しもべはいらないんだけどね。


「よけいなお世話だ、占いなどで運命はきめられん。」

レヒヤがカッコいいような事を言った。


まあ…いいけどさ…。

まじで当たるからユウキ君。


「ふーん、でも、しもべの思惑通りにいかないと思うけど…真姫奈ちゃん、またね。」

ユウキ君が言った。


しもべの思惑通りにいかない?

どういう意味なんだろう?


去っていく親友の後ろ姿を見ながら考えた。


「そうだ、助けは異世界からくるよ!」

突然ふりむいてユウキ君が言った。


…異世界から助けがくる?


ユウキ君はそのまま占い殿の方へさっていっいたけど…。


「わーい、みよこさんだぁー。」

「しゅごせんしなのー。」

「わははは。」

元気なちびっこ守護戦士が集まった。


今年も大盛況で緑とピンクと黄色の作務衣シュゴセンシふくをきたちびっこ守護戦士がいっぱいだ。


「水色だー見習いだー。」

なにげに子供って残酷だよね。


「真姫奈君、子供のいうことだから。」

守護戦士二級のツトム・コウマ先輩が言った。

瑠璃色の作務衣シュゴセンシふくが輝かしい。


「ねー、あのおじさんは守護戦士ですらねーぜ。」

レヒヤさんを指差して緑の服の男の子が言った。


「それが大事なことか?」

レヒヤさんが言った。


「そりゃそうだよ、ちびっこ守護戦士キャンプだもん。」

その子が偉そうに言った。


最近の子は生意気だね…。


まあ…この中の一握りの未来の守護戦士の為に我慢しようか。


ファーリィーの子もいるらしいし。


キユリの町の古い神殿のある森の中でキャンプは行われる。


「じゃ、みんなで木の枝を拾うよ。」

もう一人の准二級のヤシュア・オーラン君と手分けして面倒みてます。


他にモーリエ・サンレイ二級守護戦士もいるし…。


日替わりで入れかいあるから豪華なんだよね…。

准一級とか一級の守護戦士が入る時もあるし…。


「ええ?戦闘訓練しないのー?」

さっきの悪ガキジェイウ君が言った。

「それは明日ね。」

うん、面倒みる、二級以上の守護戦士がそろったらね。


「やっぱり、見習いじゃできないんだ。」

ジェイウ君が言った。


「主殿、命じてください、この生意気な少年に制裁を。」

レヒヤ若長が言った。


「え?…いいんだよ。」

どうせ、明日の戦闘訓練で音をあげるだろうし。


このグループにはファーリィー家の若長の娘キリエちゃんがいるんだ。

去年も一緒でお姉ちゃんみたいな最短コースで守護戦士になりたいっていわれて

嬉しかったんだよね…。


私、最短じゃないけど、本当に早いんですよ。


中学入るまでに三級って、准二級も早かったし。

二級は早々早くはとれないけどね。


子供たちはまじめに守護戦士めざす組と全然わからない体験組が混ざってるんだよね。


私はもちろん守護戦士目指す組でしたよ。


「気を付けてあるいてください。」

沢とかあるし…転がらないようにしないと。


「先生!こんな感じでいいですか?」

女の子が木の枝を拾ってきた。

「うん、いいよ。」

まあ、何とかなるし…。


うん、後進は育てないといけないんだけどさ…。

なんで、私こんなところでもんもんとしてるんだろう…。


ヒフィゼギルド管理官長は大人で相手にされないくらい分かってるけど…。

でも、好きなのはかってだよね。


「先生!ジェイウ君があっちで岩山上りしようとしてます。」

キリエちゃんが言った。

「岩山って例の岩山?」

あれだよね。

「ええ、あの岩山です。」

キリエちゃんが言った。


「まったく…あさって好きなだけ他の山登らせてやるのに…。」

私はレヒヤ若長に後を任せて岩山まで駆けだした。


古神殿の森の古神殿は森の中の断崖絶壁の岩山の上に壊れた。

狩人の神ガンサーの神殿があるからだ。


なんでも圧倒的な力で一瞬にして崩れたと言う伝説がある。

でもまだそこは狩人の神ガンサーの聖域なのはたしかで、

登るには許可がいるのだ。


「登れたらだけどね…。」

私は案の定登れず泣いてるジェイウ君を見つけた。


「大丈夫なのですか?」

チョコレート色の大きい犬型の獣人さんが心配そうにジェイウ君にいってる。

「無謀だよ。」

柴犬型の獣人さんが言った。


「オレは…オレは…。」

ジェイウ君がなんかいいながら言ってる。


「怪我はない?」

私は駆け寄った。


「大丈夫なのです、二人でうけとめたのです。」

チョコレート色の獣人さんが言った。

「おお、オレらが受け止めたから大丈夫だぞ。」

柴犬の獣人さんが言った。


「ありがとうございます、あらためてお礼をさせていただきます。」

私はジェイウ君を抱きあげながら言った。


良かった、この子が小柄で。


「たいしたことないのです、登るのならきちんと許可とるのです。」

チョコレート色の獣人さんが言った。

「おお、主は鬼じゃないからな、許可を取れば登るくらいいくらでも許すぞ。」

柴犬の獣人さんが言った。


「…まさか…カンサー様の神獣?」

私は呟いた。


「…気を付けて帰るのです、ケンタロウいくのです。」

チョコレート色の獣人さんがあわてて言った。

「そうだな、弾、坊主気を付けろよ。」

柴犬の獣人さんが言った。


二人は私の目の前で飛び立っていった。


「やっぱり…神獣?」

私はジェイウ君を抱きながら呟いた。

「先生、ごめんならい。」

ジェイウ君がなきながら謝った。


まあ…良い経験したよね。

慣れてるはずの森にこんな神秘があるなんてね…。

キャンプはまだ始まったばかりだよ。

なんか、わくわくしてきた。

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