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シチューってそうやって食べるのか

煮込んでいるシチューの芳しい匂いに誘われたらしく、大男は目を覚ました。物も言わずドカドカと台所を横切って、大きな鍋に向かった。料理長の真横に立ち、鍋の中を覗き込んだ。

アファトスは大男に背後から話しかけたが、その声はまるで届いていなかった。大男は鍋の中に見入って、ゴクリと大きな音を立てて生唾を飲み込んだ。

料理長は大きな皿を取って、シチューをたっぷりとお玉にすくって注いだ。大皿をしっかりと持って台所の隅の料理人用の古いテーブルの上に置いた。大男の目はこのシチューが盛られた大皿に釘付けだった。アファトスもあきらめの表情を浮かべていた。料理長が大きめのスプーンを大男に手渡すと、大男の顔はパッと赤らみ、満面の笑みを浮かべ、右手に受け取ったスプーンをテーブルに叩きつけるように置き、両手で大皿を抱えると中のシチューを一気に喉へと流し込んだ。

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