表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/376

そして満月の夜に

中でも全身銀色の毛を輝かせる虎が目の前に立ちはだかったときには、エルダも一巻の終わりと腹をくくった。あきらめなかったのはむしろフェルアとフォウロであった。二人は傷つきながらもテフォプを抱えたエルダを城へと進ませた。母子狼は近くにサルの群れがいるのに気づき、フォウロはなんとか一匹の子猿を虎の方に引き寄せた。子猿を救おうと、何百匹という猿がシルバータイガーに襲いかかり、ついには倒してしまったのだった。

その夜は天高く満月が美しく輝いた。月光の中、フェルアは人間の女性の姿と化してその美しさをエルダに見せつけた。長い黒髪の、艶めかしい女性の姿がそこにあった。エルダの心はゆらいだ。この闇の森の中、フェルアと子供と末永く暮らすのも悪くないという考えが心を過ぎった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ