表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/100

校庭の倉庫

読みに来て頂いてありがとうございます。

ちょっと昔のことだけど、校庭の右隅に倉庫があって、外で使う行事や体育のもの、ボール等がそこにしまってある。


かなり古い。電気もないし、中は暗くて湿気を感じるし、端の方とかクモの巣が張ってあったりするから普通の女子は入りたくない。


でも、入りたくないのはそれだけじゃない。


一、二回は気が付かなかったのだけど三回目に入った時だった。


先生にブルーシートを出すように言われて何人かで倉庫に入った時に見つけた。



パッと見えないように壁に貼られていた「お札」。



読めないような文字と記号?模様?が書かれていて、いかにもなモノだった。



私は気が付いただけで黙っていたのに、その後に気が付いた男子が騒いで他の子も呼んで自分はこんなもの怖くないとか言い出しはじめて、ついにお札に手を伸ばした。


そしてはがすように端をめくった時に少し破けてしまった。



破けた瞬間、パキッと天上の方から変な音がして体が急にズシンと重く感じた。実際には何も乗っかっていないのに。


破けたことで怖くなって騒ぎ出す女子達とやった事に動揺した男子が揉めて、イラだった男子が中にあった竹ぼうきを振り回してその先が女の子の目元をかすめてしまったり、その場が大騒ぎになり、大変なことになってしまった。



誰かが先生を呼びに向かい、自分は目を押さえて痛がっている女子の所へ行こうとした。


けれど、まだ体が重いまま、今度は右肩をつかまれているような感じがして、固まってしまい、立ち尽くしてる感じに見えていたと思う。



先生がやって来て、大きな声でその場の大騒ぎを静めた。


同時に体が軽くなった。つかまれていた感じも無くなっていた。



何が起きたのかは痛がっている子を保健室に連れて行ってから説明する事になった。、



私は先生が戻って来るまでにとにかくアレを今何とかしておかないといけない!という気になって、いつも私はケガをすることが多いのでポケットに2枚くらいカットバンを入れてたのでそれをお札の破けた部分に貼ってみた。


その後、みんなが事情を聞かれて自分は悪くないとか女子が悪いとか、男子が悪いとか言い合ってまた怒られてたけど、元はといえば、アレを破いたことが始まりなので、先生にはお札を見つけてから皆が少しずつおかしくなっていったことを私は説明した。



その次の日、先生に呼び出された。


カットバンを貼った時のことをもう一度確認された時、


「君は何かに守られてたのかもしれないね、貼ってくれてありがとう」


と言って頭を撫でてくれた。



それからさらに2日後くらいだったかな。


お坊さんが来て、その時にいた子達と先生方と倉庫に行ってお祓いみたいなことをした。


その時にあのカットバンで直したお札のその上に新しいお札が貼られて、剥がせないように保護シートみたいなものを付けて終了した。


他の生徒達に先生は説明であのお札は運動の神様のものだからとか言ってたけど。



アレは神様なんかじゃないです。

逆にもっと別の悪いものだと思う。



今でもカットバンがついたままあそこに貼られてると思います。

いかがでしたか?

ご感想いただけるとうれしいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ