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第9話~サプライズだよ おっさん~

「ビックした? はははっ 大成功~!!」


王冠を被った衛兵さんがやけに楽しそうにはしゃいでる。

その格好でもやはり軽いのな。


「実は君が来るのは『予知』の能力を持っている配下の異世界人が教えてくれたんだよ。

だから今度はこっちが驚かそうと衛兵に化けて待っていたんだよ」

「なにそれ?」

「だってさ、君たち異世界人っていつももの凄い能力で此方を驚かせるんだもん。

ちょっと悔しくてね、聞いたところによると、今回やってくる異世界人は脅威とはならないって言ってたし、だから今回はこちらから仕掛けたんだよね」


まったく・・・ この人は子供か!!ってつっこみたい。

あっ、今気付いたんだけど、さっきこの人に思わずため口聞いてしまったな。

まぁ、他の人達から何も言われていないから、大丈夫だろう。


「それで、君のこれからなんだけど、普通は他の人には自分の配下か、軍にスカウトするんだけど、君の能力って確かにあの果物はおいしいんだけど、やっぱりショボいし、今はいらないかな?

それより、君がこれからどう生きていくのか見てみたいって思うし、基本自由にしていいよ。

この国を出ていくのもいいし、この国にとどまるなら、最低限の支援ぐらいはしてあげるよ」


それって、とどのつまりどうでもいいってことだよな・・・

でも、城勤めとか、軍隊なんかに所属しても恐らく続かなかったろうし、逆に結果オーライ?


「じゃあ、とりあえずしばらくの間は、この国で過ごしてみます」

「そうかい?じゃあ、とりあえず、しばらくの生活費を渡すからね? それと、何か困ったことがあったら遠慮なく城まで来ていいからね。君たち異世界人にはそれだけお世話になているし、お告げにもあるから」


それはありがたいな、まだこの街で何をしたらいいのか見当もつかないからまた頼ることになるだろう。

読んでいただき、有難うございます。

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