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2人の怪物のご対面
怪奇と霊夢、魔理沙はある一点を見つめていた。
何軒も跨いだところにある家の屋根の上にそれはいた。褐色気味の肌、歴戦の傷痕のついたたくましい体、逆立っている黒色の髪、顔はまるで般若が笑ったように恐ろしい顔をしていた。
「やっと見つけたぜ…怪奇ィ!」
あんなに遠いのに耳が痛くなるほどの声で話しかけてきた。
「知り合いなのか?怪奇?」魔理沙が疑問の声で問いかけてくる。
そう、彼女(彼?)と私が知り合いと思われるのも不思議ではない。あんな私と正反対の見た目こそしてるが実は立派な私の姉である。
「はい…あの人は私の姉です…。昔はとても優しかったのに今ではあんな感じで殺しに来てます。」
霊夢が思ったことを口に出した。
「え?姉?まぁ今はそんなことどうでもいい。ねぇ?あの人は強いの?」
「はい…私よりも数倍…いや、数万倍と言っても過言ではありません。」
「なにをしているゥ!来ないのならこっちから行くぞォ!怪奇ィ!」
怪奇の姉はそう言い、怪奇に攻撃を仕掛けた。




