用語紹介
《人物・用語解説》
※注意※リアルに存在する単語と創作した単語がごった煮です。リアルに存在する単語を使っていてもその定義がオリジナルだったりします。鵜呑みになさいませんよう、予めご了承ください。
★=本作オリジナル
【役職・職業】
極将:きょくしょう(★)
禁軍の将軍をさす。東軍の将軍なら禁軍東極将。
卒長:そつちょう
乾抄の軍における階級。下から三番目の位。
師団長:しだんちょう
乾抄の軍における階級。下から五番目の位。
《乾抄における禁軍の階級》
伍長→両長→卒長→旅団長→師団長→千将→極将→総大将
これが地方軍になると旅団長までの階級は禁軍と同じで、これ以上が師団長→千将→将軍もしくは師団長→将軍となる。
禁軍、地方軍共に千将以上は将軍と呼ばれることも多い。
記室:きしつ
軍事や国政にまつわる文章の起草を行う部署。
従仕:じゅうし(★)
使用人のこと。乾抄独特の呼び方。
刺史:しし
州を治める役職。知事のようなもの。
標局:ひょうきょく
護衛と運送業を生業にしている者。またはその組織。(本来は鏢局と書きます)
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丞相:じょうしょう
文官の最高位。国政の中心を担う。
瘍医:ようい
外科医のこと。
太守:たいしゅ
州の下、郡を治める役職。市長のようなもの。
副師:ふくし(★)
将軍の補佐。助役。
縛猟師:ばくりょうし(★)
飛箭や虎、熊などの騎獣を生け捕り、調教して売る猟師。
警士:けいし(★)
警察機関。またはその役人。
司士:しし(★)
司法機関。またはその役人。
疾医:しつい
内科医のこと。
【その他用語】
禁軍:きんぐん
国直轄の軍のこと。北軍・南軍・東軍・西軍の四軍と近衛軍の五軍で構成されている。
東軍:とうぐん(★)
禁軍を構成する軍のひとつ。呼舷の軍。
禁城:きんじょう
王帝の居城。国政、軍事の拠点。
飛箭:ひせん(★)
狩猟豹と兎の間の子のような獣。
戯将駒:ぎしょうく(★)
乾抄の上流階級が嗜む盤上遊戯。将棋と囲碁を足して割ったような物。
歩万白運圭:ぶまんはくうんけい(★)
戯将駒の遊び方の内、最も有名な五種の呼び方。
歩戦:ぶせん(★)
戯将駒の遊び方の内のひとつ。初心者向け。
斤欄宗:きんらんしゅう(★)
克教の宗派のひとつ。最近できた。
団栗馬:だんりつば(★)
荷運び用の大型の馬。通称どんぐり馬。
雪苔:ゆきごけ(★)
春先に架嶮山にのみ咲く小さな白い花。
過書:かしょ
関所の通行許可証。
末将:まっしょう
将軍など位の高い軍人の謙称。
下官:げかん
官吏の謙称。
長沓:ちょうとう(★)
武官が履く革製の長靴。要するにブーツ。ふくらはぎの中ほどまでの高さが一般的。
大刀:だいとう
長柄の武器。幅が広く先端が少し反り返った刃がついている。
柳葉刀:りゅうようとう
細く湾曲した刀身の武器。刀。
裁着:さいちゃく
袴のようなもの。ズボン。腰から膝下くらいまでゆったりしており、ふくらはぎから足首までは絞られている。(本来は〝たっつけ〟と読みます)
深衣:しんい
左右の前身頃を重ねて腰帯を締めて着る衣服。丈が長い。
野晒:やし(★)
頭頂から後頭部までを覆う鉄製の防具。額当てとセットで使い、忍緒 (あごひもみたいなもの)で固定する。
克教:かきょう(★)
乾抄の国教。
宝冠:ほうかん(★)
元服直後の男子が被る黒い布。
元結:げんけつ
髪を纏める為の紐。(本来は「もっとい」と読みます)
礼冠:らいかん
正装・礼装と共に使う男性の帽子や冠
元衣:げんい(★)
正装・礼装の下に切る服。襟や袖からちらりと見せる。
伽藍装:がらんしょう(★)
婚礼の衣装のこと。重い、固い、動きにくい。
【国名・地名】
乾抄:けんしょう
呼舷や焔子の母国。
殷真:いんしん
乾抄の隣国。かつて乾抄と戦争をしていた。現在は乾抄の属国。
朔州:さくしゅう
乾抄の最北の州。洲家が治めている。
天白:てんぱく
朔州の州都。
架嶮山:かけんざん
首都・抄都の南にある山。岩山。
鉉秋:げんしゅう
かつて乾抄と戦争をしていた国のひとつ。
範州:はんしゅう
乾抄の東の州。
木應:きおう
範州の町のひとつ。
麦浪:ばくろう
範州の州都。かつて謀反が起こった。
高枝:こうし
宿場町。この町の崖から範州が見える。
2015.09.09 誤字修正