表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベルガチャ~ハズレステータス『運』が結局一番重要だった件~【コミカライズ第3巻 4/15より好評発売中!】  作者: 皇 雪火
第三十章 束の間の休息

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1193/1288

ガチャ1125回目:魔力実験

 さて、次に確認すべきは宝箱な訳だが……。そろそろあの件について実験をするか。


「皆、配った『解析の魔眼』はどんな感じ?」

「最初はびっくりしたけど、今は慣れたわよー」

「情報量の多さに眩暈がしましたけど、一緒に頂いた『魔眼適性』のおかげで耐えられました」

「まだよく分かんないですわ。ですがわたくしよりも、アイラは色々と解析できてるみたいですわ!」

「そうですね。ご主人様が見て欲しいものが何なのかによりますが、大体の事柄であれば読み取れるかと思います」


 流石アイラ、頼りになるなぁ。

 その他にも、アイラレベルで使いこなせていそうなのが――。


「あたしも行けるよー。お兄様☆」

「僕も大抵のことなら見分けがつくよ」

「私も、普段エスの事をよく見てるから、魔力の流れは見えるわ」

『当然あたしも♪』

『わっちもなのじゃー』

「私も見えるわ」


 イズミ、エス、シルヴィ、アズ、タマモ、サクヤさんだった。これだけ使い手がいれば、必要な情報が得られるかもしれないな。


「それでショウ君。何を見て欲しいの?」

「遠慮しないで何でも言ってね、お兄さん」

「お兄様がこのスキルを共有以外で配ったのも、便利である他に見て欲しいものがあったからよね☆」

「なんだ、バレてたのか」

『当然でしょ♪』

『普通はチームに1人か2人いれば十分なのじゃ~』

「兄さんなら何か企んでてもおかしくないなとは思ってたよ」

「そっか」


 なら、遠慮なく行かせてもらおう。


「まず今の俺は『(コピー)スキル』に『魔力超回復LvMAX』を5つ確保しているが、本来の『(マジック)スキル』には上位スキルである『魔力極回復LvMAX』に上書きされている。この極が今の状態で機能しているのかが知りたい」

「なるほど」

「そういう事でしたか」

「それなら、皆で見れば何かわかるかもしれないわね☆」

「んじゃそういう事で」


 ソファから立ち上がると、アイラがテーブルから離れた位置に椅子を設置してくれたのでそこに着座する。


「よろしく頼む」


 そうして、『魔力極回復』の発動条件の確認作業が始まった。



◇◇◇◇◇◇◇◇



 俺たちはそれから、以下の状況での発動確認を行なった。

 ・完全平常時かつ、『魔力』満タン状態

 →回復機能発動せず。

 ・完全平常時かつ、『魔力』90%

 →『魔力超回復』の発動を確認。『魔力極回復』発動せず。

 ・『神意のオーラ』発動+『魔力』満タン状態

 → 回復機能発動せず。

 ・『神意のオーラ』発動+『魔力』90%

 →『魔力超回復』の発動を確認。『魔力極回復』発動せず。

 ・『神意のオーラ』発動+『魔力』50%

 →『魔力超回復』の発動を確認。『魔力極回復』発動せず。

 ・『神意のオーラ』発動+『神圧』+『魔力』50%

 →『魔力超回復』、『魔力極回復』発動を確認。


 そこから先の追加検証もしてみたかったが、『神圧』の影響か子供達が目を覚ましちゃったんで中断。けど、『神圧』が怖くて目を覚ましたって感じじゃなくて、顔を覗いてみれば普通に目を輝かせて喜んでいたのだった。

 この子達は将来大物になるな。うんうん。


『親バカねー♪』

「でもアズもそう思うだろ?」

『まあね♪』

「きっとお父さんの気配がカッコよくて、目を覚ましちゃったんだと思うわ」

「カナデの尻尾も元気にフリフリしてますわ~」

「ショウタさん。この子達も、今ので完全に目を覚ましちゃったみたいですから、これ以上の実験は難しいと思います」

「ですが、ご主人様にとって有益なデータが取れたと思いますし、ご満足頂けたかと」

「ああ。満足した」


 んじゃ、子供達も起きた事だし、宝箱の開封を始めていくか。アイラは手が空いてないから……。


「クリス、宝箱の準備よろしく」

「畏まりましたわ」


 目の前に『アメジストの宝箱』が置かれた。こいつは第三層にて外海を泳いでいた『マッドネスシャーク』がドロップしたやつだな。


「んじゃ、早速」


 宝箱にタッチすると、選択肢が出てくる。


【アイテム】

【アクセサリー】


「うーーーーん……」


 悩ましいな。どっちでも良いからこそ余計に悩ましい。まあでも、アイテムを選択した時に時折魔導具が混じってる事があることを思えば、アイテムの方がいいかな?


「んじゃアイテムっと」


 ポチッとな。

 宝箱を開けると、アメジスト色に周囲が輝き、それを見た子供達は興奮したようにはしゃぎ始めた。


「「だぅー」」

「「だぁー」」


 名前:マッドネスシャークの血液入り瓶

 品格:≪遺産≫レガシー

 種類:アイテム/素材

 説明:暴れ狂う海の捕食者、マッドネスシャークに流れる熱い血液。少量で強力な強壮薬の材料になるが、配合を少しでも誤ると薬の副作用で三日三晩の間、暴飲暴食してしまうようになる。


「ほーん」


 面白いけど、俺はいらないな。


「タマモ、いるか?」

『とりあえず貰っておくのじゃ!』


 さて、そうしてアイテムの効果を確認している間も子供達は興奮しっぱなしであり、母親達は落ち着かせようとあやし続けていた。だが俺がアイテムを持ち上げると、宝箱から放たれていた輝きは消失し、同時に子供達も落ち着き始めたのだった。

 まあ、落ち着きはしてもまだ内心興奮はしてるみたいで、また俺を見ながら目を輝かせていたが。うーん、興奮っぷりが凄いし、子供達に宝箱はまだ早かったかな。開けるたびに毎回こんなに興奮してたら大変だし、残りは眠ってからにしよう。

読者の皆様へ


この作品が、面白かった!続きが気になる!と思っていただけた方は、

ブックマーク登録や、下にある☆☆☆☆☆を★★★★★へと評価して下さると励みになります。

よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
書籍版第四巻 12月20日より好評発売中!
レベルガチャ1巻表紙絵 2巻表紙 3巻表紙絵 レベルガチャ4巻
コミカライズ第三巻 4/15より発売決定!予約受付中!!
コミカライズ1巻 コミカライズ2巻 コミカライズ3巻
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ