第一章 パート1 闇、光、遭遇
部長を探しに森に入った刻三清一は
森の違和感にあせりを感じた
「部長!!どこですか?」
見失ってしまった。
あたりは濃い霧で視界が悪くなっていた
「ん~何も見えない、どうするべきか・・・・」
部長を探しに行くか行かないか
行ったとしてもこのまま迷い続けてしまう
いや、その前にコレは迷っているのだろうか
ふと、後ろを振り返る
やはり霧で来た道がわからなくなっていた
「迷った・・・・」
しかも不気味な森だ
鳥の鳴き声はしない、地面を見ても虫は一匹もいない
なによりも肌寒い
「ぶるぶる 真夏でこの肌寒さ・・・どーなってるんだ?」
しょうがない部長を探すか
!!
刻三は何かの視線を感じた 背中がぞっとし
急に体の体温が下がった
「誰かに見られている・・・・・」
・・・・・・・・
ゆっくりと後ろを振り向く
誰かが近づいてくる・・・・
ザッ ザッ ザッ
・・・・・・・・・
「僕、ここで何をしてるのだね?」
そこにいたのはヘルメットをかぶり作業服の腕に作業責任者
という作業管理関係腕章をつけた男が
刻三に話しかけてきた
「なんだぁ ビビリらせないてせよ!」
「おっと、それはすまない 田舎の子か?
だったらこの辺に近づかない方がいい」
「悪霊がいるからですか?」
「ハハハ! まぁそんな噂は聞いたことがあるが
違うな! もしかして信じてるのか?」
「はい、ぼくはこう見てもオカルト部ですから」
「なるほど、調査中ってわけか!」
刻三はふと本来の目的を思い出した
「あぁそうだ この辺で女の子を見ましたか?
ノースリーブのワンピースを着た」
いかんいかん、びくびくしてて部長のこと忘れていた!
「いやぁ見てないな・・・」
「そうですか・・・・」
「リーダー準備が整いました!」
男と同じ作業服を着た青年が走ってきた
工事をするのか?
「あの・・・」
「あぁ僕、この山を平らにする工事をするら森から出たほうがいい」
「しかし部長・・・いや僕さっき言ってた女の子を捜さなきゃ
いけないんです」
「おぉ・・・・そうか」
男は顎を持ちながら数秒考え事をした
「・・・・・よし! おい若造」
「は・・・はいっ」
「この霧だ作業開始時刻を延長する! その間この山を全員で調査する」
「了解しました」
「ついでだ、女の子探しを手伝ってやる!」
その言葉に刻三の心が熱くなった
このおじさんなんて親切なんだ!
「はい! ありがとうございます」
「いいってことよ! 俺にも五歳になる息子がいてな
ぼくを見てるとほっとけなくてな・・・・・・
よしオレはあっちを探すぜ! 見つかったら連絡をする」
男と刻三は電話番号教え
西に向かって再び部長を探しに足を進めた
あれら一時間
なかなか見つからない部長に
あせりを感じた刻三
部長に電話しようとしたが圏外
「まずいな・・・・」
ますます気温が下がっていくのを感じた
森なのにセミの鳴き声がしないのは
低い温度でまだ冬だと勘違いしてるのか?
いや、それよりわがまま部長
「むぅ・・・・・」
ぁぁぁぁぁああああああああ!!
「!! なんだ?」
声が森に響き渡った
続く
最後まで読んでいただいた方 ありがとうございました
いよいよ始まりました!第一章
最後響き渡った声 果たしてその声はいったい?
次回グロ注意です!




