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 第17話 【イン・ザ・女子風呂】 5


 アイリスは新太をからかうのが面白くてたまらなくなっていた。


 「脱いで」


 とうとう脱衣所に到着したアイリスは新太に服を脱ぐように促した。

 いたずらっ子のような笑みを前に新太はしぶしぶと服を脱いでいく。自分の体が女性にされている分、余計に恥ずかしみが深まっていた。学園に入学する前にはなかったしなやかで丸みを帯びた体が自分のものながらどこか甘美に感じてしまった。

 裸体をバスタオルで隠しつつ、新太は真正面で着替えるアイリスの姿に見入った。

 

 (胸が……でかい)


 「あまりじろじろ見ないで」

 「ご、ごめん……だけどアイリスさんも隠すとかしてほしいというか……」

 「うるさい」

 「えぇ……」


 新太に人権はなかった。

 アイリスは裸体のまま新太の腕をつかんでそのまま強引に浴場の中へと連れて行こうとする。

 浴場には女子生徒が十人程度と桐生萌花の姿があり、そこは男にとっての文字通り楽園であった。しかしながら、人生において中々することでない体験に騎士新太という男は……。


 「アイリスさん、ごめん。倒れる……」

 「ち、ちょっとアリス!!」

 

 長かった決闘(デュエル)の疲労と重度の興奮に襲われ、新太の視界はブラックアウトした。

 

  《俺は性転換して回復魔法で学園無双することにした。 第十七話 完》



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