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御蚕綺譚(おかいこきたん)

 ある村に、卯の花という十五になる少年がいた。
 生まれつ白髪の卯の花は、白絹の織物を産出している『白織村』へと売られてゆく。白織村の絹織物は、妖怪の子孫の『白織』という女たちの白髪から作られていた。
 白織たちは葛湯ばかりを与えられ、長年の間に飼い慣らされた、人形のような生き物だった。卯の花はこの生き物たちの『種付け』として買われたのだ。
 日々をこの村で過ごすうち、卯の花は一体の白織と親しくなる。彼女は名を雪花といった。
 雪花はあるとき、卯の花に自身にまつわる昔の話を語り出す……。

 それは、あなたの知らない世界の話。
 蚕のような女に絡んだ、白絹と黒絹の物語。
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