↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/9

With the moon and the elf(月とエルフと)

▷潮の満ち引きの少し前の話

どこにも出掛けなかった休日の終わり


彼はいつもスーパーに誘う。


何度ごねても諦めないのはわかっている。


抵抗するのも無駄なので、立ち上がりコーチジャケットに袖を通す。


いつもと同じ三番目の棚の前で彼が立ち止まる。


「これにしよか」


私が好きだと言った物を彼はしばしば買って帰ってくる。


喜んでほしいだけなのはわかっているけれど、優しさが時々苦しくなる。


同じだけのものをどれだけ返せるだろうか、そんな事を考える。


ーーあ、寝癖。


「はるきくん」


高架下で彼が振り返る。


退化してない耳が、エルフみたいで可愛いと思った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。