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(40)快晴

 どういう訳か、快晴だと浮かぶ雑念も明るくなる。悪い方向に進んでる諸事でも、いい解決法が浮かんだりして明るい方向へ進むのは不思議と言えば不思議な現象だ。これも(ひとえ)に、お日さまの輝くような陽光のお(かげ)・・と考えれば得心もいく。野薔薇(のばら)もそう感じる普通人の若いOLだった。

「華木さん、コレ30部、お願いします…」

「はぁ~~いっ!」

 ポカポカと暖かい日射しが事務室側面にあるサッシの大ガラスから射し込み、野薔薇の心はいつもよりテンションが上がっていた。加えて、普通の天気ならともかく、今日は雲一つない快晴である。『そんなにっ!』といつもの雑念が浮かぶことなく、野薔薇は愛想いい笑顔で課長補佐の禊萩(みそはぎ)から数枚のA4書類を受け取った。それから数十分後、いつもより早くコピーを終えた野薔薇はルンルン気分でデスクへと戻った。デスクは陽光の明るさでライトを点けることもなく、自然光でファイル整理もスムーズに運んだ。そして昼を告げるチャイムが鳴った。野薔薇は庁舎内にある食堂の窓際で、陽光を浴びながら日替わりのA定食を美味(おい)しく平らげた。どういう訳かいつも浮かぶ雑念も浮かばず、美味しく、である。^^

 このように、晴天はどういう訳か悪い雑念を浮かべなくなるから不思議です。


                  完

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