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あわわ  作者: ななし
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はじまりのおわり

「ふふっ、やぁ!」


突然目の前に、頭に丸い輪っかをつけた箱庭がやってきました!

ふわふわしていて、螺旋の目をこちらに向けてきます。


「ねぇ、今君、すごく絶望して、僕たちの助けを求めてきたでしょう?」


その人?はくすくすと笑っている。


「ふふ!私は分かるの、だって俺達は箱庭だから!!僕の名前はアトランティス、ふふっ長いから箱庭って呼んで?」


突然真っ黒な箱をあなたに見せました!

箱庭はその小さな箱を宙に浮かせて楽しそうに笑っています。


「そんな君たちのおかげで私達は生きていけているからね、俺が助けてやるよ。ん?助けてやるってどういうことかって?ふふふっ!僕たちが、俺達の胎内に連れて行ってあげるって言う事!」


あなたは首をかしげました。

胎内とは?

箱庭は無邪気に笑います。後ろの長くて地面にまで着きそうな虹色の色をした三つ編みがゆらゆらと揺れてます。


「絶望して、もうこの世界にはいたくないって強く思ったんだろ?私たちはその声を聞いたから、助けてあげようと思ったんだ!これから君に理想郷に連れて行ってあげる。ふふ、怖がらないで?君はその世界の天使になって、絶望も二度と感じずに永遠に幸せを感じることが出来るの。それってとても素敵なことだよ?ほら、もうそろそろでお迎えが来るよ……。ん?怪しいって?あっははは!大丈夫大丈夫!みんな最初はそういうんだよ、でもね、みんなとても満足しているから。さぁ、ほら。」



おいで。



あなたは、理想郷に、案内されました。

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