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The broken brains is  作者: masaya
序章 断片
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逝く末

今日も天気は晴れです。天気がよく道端を歩いている大半の人々は笑顔で楽しそうな一日を過ごそうとしています。しかし、私には破滅に向かう門出の日にしか感じることができません。けれど、それもいいのかもしれませんね。

だって、門出の日と言うものは雨よりも快晴のほうが絵になるでしょ?

それに気分だって暗い昼よりも明るい昼のほうが誤魔化しが効きそうだもの。天候にまで感情を操られる人間って本当に弱い生物で可愛い。

なのにまるで自分には力があると勘違いしている。けれど、その勘違いも人間の強みなのかもしれないわね。

何れ、気がつくわ。貴方達が浅はかなことをして日々を過ごしてしまったと言うことを。


今日も快晴です。


私は元気に空を見上げ笑っています。見えるはずがない死体がごろごろと道端に転がっています。いや、私には視えている。

この先、人類が逝く末を。それでは、ごきげんよう。


今日も素敵な好天です。


今日も綺麗な青色です。


今日も煌びやかな光りです。


今日も明媚な眺めです。


今日も生きてくれてありがとう。


今日もさようなら。明日はこんにちは。明後日はごめんなさい。明明後日は、

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