表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/11

おまけ  ~カップルのかたち~

その日の夕方、一緒に寮の食堂に行くとご一同が揃っていた。


「あ、りーんごー、さーがみーん、こっちこっち~。」


何故だ、ついさっきのことなのに、皆にバレているもよう……ま、いっか、とわいわい食事する。と、


「いつ部屋引っ越すの?」


「うん、週末でいいかなー。ちょうど学園祭でバタバタしてるしね。」


え!今答えたのは相模原の部屋の相方。っていうか、俺の相方も「それでいいよ~。」なんて返してるし。え、いいの?いや、ありがたいけど。


「あ、林郷気が付いてないよ、これ。そこの二人もカップルだからね。」


「え!マジで?いつのまに!」


「うーん、なんか林郷と相模原のこと応援がてらよく話すようになってね、そうなったんだ~。」


「相模原も知ってた?」


うん、と頷かれた。…俺、結構鈍いのかな…。


「ところでもう付き合うことになったんだから、林郷達も名前で呼び合いなよ。はい、今からね。」


「い、今から?」


「そうそう、こういうのって後からって思ってもタイミング逃すと呼べないよ?」


「う、しょ…しょうぞう…。」


「うん、はるみ、週末僕の部屋に引っ越して来てね。」


「ほーんと、二人の名前、逆だったらイメージぴったりなのにねぇ。」


「うるさいぞ!」


林郷晴海、相模原勝蔵、カップルになりました。









週末はあっという間にやってきた。無事部屋変えも終わり、学園祭も楽しむことが出来た。そして今はその振替休日なのだ。



が、しまった。バタバタしてて、事前の準備が、というか俺自身、男同士のあれこれについてそんなに詳しい訳じゃない。こっそり綿貫に聞いておけばよかったー!どうすべ、でも、付き合い始めたからって、いきなりヤルことないじゃんね。そうだそうだ。


「晴海、明日も休みだからやっと二人っきりでゆっくりデキるね。」


あ、あれ?勝蔵ってばヤル気満々?何その色気。ってか俺、なんで押し倒されて……


「晴海のいいとこ、いっぱい探してあげるね、大丈夫、すべて僕にまかせてくれればいいから………(チュッ)。」


「しょ、勝蔵?…っあ?、うっあぁっ!ちょっ、まっ、っあぁ、あっ…」












「え、林郷の方が?受け?」


「うん、今頃さがみんに攻められてアンアン言ってるんじゃないかな?さがみんも溜まってたみたいだし。」


………男同士のカップルって奥が深いなぁ、と思う裕也であった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ