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ロリコン娘とその友人とポッキーの日

「おじゃましますぅ……」

「そんなに緊張しなくてもだいじょぶだよっ小春こはるちゃん」


 今日は瑠璃るりちゃんのお家に遊びに来ちゃいましたっ。

 お家の人がいないらしく、とても緊張します……!


「今ジュース持ってくるねっ」

「うんっありがとっ!」


 そう言って瑠璃ちゃんはキッチンに駆けていきました。


 その間、することがないので、お部屋をぐるりと見回してみます。

 リビングなので、テレビやソファー、テーブルなどがあります。


 瑠璃ちゃんのお部屋は、どんな感じなのかなぁ……。


「お待たせっ」

「ひゃっ!る、瑠璃ちゃん」

「部屋なんて見回して、どうかしたの?」

「い、いや、なんでもないよっ?」

「そう……?」


 不思議そうにしている瑠璃ちゃんですが、聞かないでくれるみたいです。


 こういうさりげない優しさが、本当に素敵ですよね……!


「じゃ、わたしの部屋に行こっ♪」

「ふぇ!?」


 る、るるる、瑠璃ちゃんの部屋に!?


「そんな……まだ早いよぅ……」

「小春ちゃん?」

「はっ!なんでもないよっ?」

「?」


 きょとんと首をかしげる瑠璃ちゃんでしたが、答えがでなかったらしく、とりあえず瑠璃ちゃんの部屋に移動することになりました。


「ここがわたしの部屋だよっ」

「ほわぁ……♪」


 瑠璃ちゃんの匂いがたっぷり詰まっています!

 いい香り……♪


「小春ちゃん、十一月十一日ってポッキーの日らしいよっ」

「そうなんだっ」

「だからさ?」


 そこで瑠璃ちゃんは一息置くと、とんでもないことを言ってきました。


「ポッキーゲームしない!?」

「ふえぇぇぇぇぇ!?」


 な、なんて幸せなお誘い……♪


「だめ……かな?」


 そう言って不安そうな顔をする瑠璃ちゃん。


 あ……そんな顔しないで……。


「い、いいよっ」

「ほんとっ?やった♪」


 嬉しそうな笑顔を見せた瑠璃ちゃんは、ずぐにポッキーを取り出しました。


 そうして、チョコが付いていない方を咥えます。

 この優しさ……♪


 そうして瑠璃ちゃんは、ほっぺをちょっと赤く染め、こちらにもう片方を咥えるように促してきます。


「ん……」

「はむ……」


 瑠璃ちゃんに促されたわたしは、反対側を咥えます。


 ち、近くにっ瑠璃ちゃんの顔が……!


 さくっ。


 瑠璃ちゃんが食べ始めました。

 さくさくと音がして、ちょっとずつ近づいてきます。


 わたしも食べ始めます。

 チョコの甘みが口の中に広がっていきます。


「んっ……はむ……」

「ん……はむっ……」


 瑠璃ちゃんの顔がもう滅茶苦茶近くにあります……!

 くりくりしたおめめを瞑ってさらに接近します。


 すぅ……。













 長いまつげがすごく大人っぽいけどでもでも体が子どもなのがすごくいいよねちょこんとついた鼻だってすごい形が綺麗でまさに瑠璃ちゃんに合っているというかもう本当に最高だよそしてこのぷにぷにさらさらのほっぺとかもうやばいよねほんとぷにぷに触りたいしぺろぺろなんてしたいなんて思っちゃだめかなでもみんなきっと思っちゃうよねだってこんなに綺麗なんだもん仕方ないよねでもこれからこのピンクのぷるっとした唇とわたしの唇がくっついちゃうんだよねそれってキスってやつだもんねならもう結婚もすぐかななんて思っちゃったりするけどもそれはまだ早いし瑠璃ちゃんにも聞かなきゃだもんねこれはほっぺをぷにぷに触るよりもなかなかできないよねやろうと思えばぷにぷにとほっぺなら触れちゃうもんねキスなんていつでもできるわけないししかもこれポッキーゲームってキスよりレベル高いんじゃないの……?


 あっ……。こほん。


「……!」

「ちゅ……」


 わたしが妄想から帰ってきた瞬間。


 わたしと瑠璃ちゃんの唇がこんにちはしました。

 ぷにぷにの唇はちょっと湿っていて、なんだか甘い味がしました。


 これはチョコの味なのでしょうか?

 もしくは別の何かなのでしょうか?


 正体はわたしにも瑠璃ちゃんにもわかりませんでした。

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