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ロリコン一家とハロウィン

「トリックオアロリータ!」

「……なんだって?」


 ハロウィンのこの日、目の前に現れた超絶美幼女。

 我が愛しの娘である瑠璃るりは、唐突にこんなことを言い出した。


「おかーさんが言ってたよ?トリックオアロリータはおとーさんが言ってた言葉だって」

「そういえばそんなこと言ってたような……」


 何年か前のハロウィンに、奈津美なつみに対してそんなことを言った気がする。


「だから、トリックオアロリータ!ロリをくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ♪」


 ぐはっ……。

 何今のウインク超かわいい……。


 それにしてもロリをくれなきゃ、か。

 奈津美をあげる以外何もないが、それで二人のいちゃいちゃを見るのもいい。


 だがしかし!

 いたずらされちゃうのもありなのでは!?


「ごめんな瑠璃。ロリは今我が家には瑠璃しかいないんだ」

「ぶーぶー。じゃあいたずらしちゃうもんっ」


 ぷいっとそっぽを向いてしまった。

 かわいいけど悲しい……。


「ただいま~」

「あ、おかーさん!」


 玄関から奈津美の声が聞こえる。

 買い物から帰ってきたようだ。


 瑠璃はとてとてと小走りで玄関に向かって行った。


「おかえり奈津美」

「ただいま和彦かずひこ。今日は肉じゃがだ!」

「お、いいね!」


 肉じゃがか~。

 おなかすいてきた。


「わたしも手伝うっ」

「お願いね~」


 二人でキッチンに向かい、料理を始める。

 エプロン姿がかわいい。


 エプロン姿のロリっ子にぎゅってしてもらうのは夢だったが、奈津美に叶えてもらった。

 帰ってきてからあの小さな胸にぎゅってしてもらえるのはかなりよかった……。


 ま、買い物から帰ってきただけなんだけどね。

 俺、外での仕事なんて打ち合わせくらいしかないし。


 そんなことを考えながらも仲良く料理を進める二人を見つめる。


「作業、するか」


 二人の声と、料理が進む音を聞きながら執筆を開始する。


 作品に登場する料理も肉じゃがにしようかな。



※※※



「「「ごちそうさまでした」」」


 はーめちゃくちゃおいしかったぜ……。


「和彦、お風呂入っちゃって」

「おー」


 奈津美と瑠璃は片づけを始めた。

 毎度申し訳ないと思うも、俺にはやらせてくれないのでどうすることもできない。


 仕方ないので、風呂に入ることにした。


「ふぅ~……」


 いい湯加減だ。

 こういう時にも小説のネタは思いつきやすい。


 風呂シーンはやはりいいものがあるからな。

 男女にしろ、女女にしろ。


 うむ。


 さっぱりして、リビングに行くと、二人はテレビを見ていた。


「じゃあ私たち入るね」

「はいるー!」

「おー!」


 二人が風呂に向かってしまったのでちょっと寂しい。


 とりあえず、さっき思いついたネタを書くことにするか。


「……あれ?」


 そうしてパソコンを開くと、ご飯前に書いていた小説がない。


 どこのフォルダーを開いても見つからない。


「おおおおおおおおおーーーーーまーーーーーいあがぁぁぁぁぁぁ!!」


 後に教えてもらったことだが、これはロリをもらえなかった瑠璃からのいたずららしい。

 まさに絶望のいたずらだ。


 しかし、USBに移しただけだそうなので、データはちゃんと返してもらいました。

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