異世界への扉。 前篇。
前篇って書いてるときの憂鬱感が半端ない。
「暑い~~~。」
今日は武田さんと一緒にとある神社に来ていた。その理由はというと、神社の宝物殿から謎の扉が出てきたからである。扉というよりは門という感じで持ち運びもできる。その扉からは謎の音波が出ており万が一に備えて僕たちが呼ばれたというわけだ。ちなみに昨日のことは武田さんに話したところ相手が手を出してくるまでは動かなくていいということだった。もっとも正体を知らない以上動けないわけだが。
「おい、久岡 扉を運ぶぞ。」
「わかりました。」
僕と武田さんで扉を宝物殿の外まで運ぶ。外では博士がいろいろ準備していた。大げさな気もするが大発見になる可能性も全くないわけではないため、こんなもんなのかもしれない。
「警察の武田です。今日はよろしくお願いします。」
「いえいえ、こちらこそ。博士の権藤ですよろしくお願いします。」
この後も社交辞令が続いたが、それがひと段落すると、まず扉を開けてみようということになった。
「では、開けますぞ。」
ガチャ
・・・・・そこには信じられない光景があった。扉の先にまるで異世界ともいうべき世界が広がっていたのである。僕をはじめみんな開けても普通に向こう側にある宝物殿が見えるだけだと思っていたので、びっくりである。権藤博士は大発見を目の前にして興奮したのか異世界に入っていく。考えてみればこれがいけなかった。博士はあっちの住民に連れていかれてしまった。助けるのはもちろん・・・・・僕たちである。 ハァ
「・・・久岡、助けに行くぞ。」
「・・・・・わかりました。」
そして僕たちも、異世界に足を踏み入れた。博士がどこにいるのかはわからない。しかし町にいるだろうということで町を目指すことにした。異世界とはいっても、この世界には人もいるし町もある。そこまで危険ではないだろう。博士が連れていかれた時もあまり乱暴ではなかった。殺されることはないだろう。そうこう考えながら歩いているうちに町についた。
町に足を踏み入れると兵士らしき人が止まれと言ってきた。異世界のくせに日本語でいいらしい。僕たちが止まると僕たちはこの町の町長的な人のところに連れていかれた。
「・・・異世界の客とは久しぶりじゃな。何のようで?。」
「権藤博士という人物を迎えに来たんだが。」
あえて迎えに来たという表現を使うあたりさすが武田さんである。
「ああ、権藤なら客人として保護しておる。ほれ、連れて帰れ。」
町長が杖を振るとどういう原理か権藤博士が出てきた。博士は僕たちを見て安心した顔をしている。
「では帰ります。ありがとうございました。」
「ちょとまてい。」
「なんですか。」
「・・・おぬしらはやはり地球の民なのか。」
「そうですがなぜそれを…。」
「・・・後篇につづく。」
一同 「えっ!?。」
次回予告
異世界に隠された秘密とは!?。
次回もお楽しみに。




