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第二十四話 ガリオルン到着




「ガリオルンに着いた~」

リオが声をあげる。


戦士の集う街ガリオルンに到着。途中の内容?省略で。

あったことなんて……うるさいおっさんを眠らせたり (幾度となく) うるさいおっさんを吹っ飛ばしたり (普通は死ぬレベル) エルルやマルス達と話したりそのくらいかな?


特に変わったことはない。


「だぁあー…何だかんだでずっと同じ馬車だったじゃないか」


馬車から降りたタナスが言った。……目が虚ろだ。やり過ぎたか?まあいいか。




「活気があるなぁ」

馬車の乗り合い所から見るだけでも思う。人混みなんて大嫌いなんだよな。……潰すか?まあ、冗談だけど。



「おいこらシノン、お前今何考えた?絶対に良いことでは無いだろ」

タナスが冷や汗を流しながら聞いてくる。

なんで分かったんだ?


「いやただ……人混みがうざったいから潰そうかな?って」

冗談だけど。


「っ!絶対にやるなよ!振りじゃないからな!やるなよ!」

うるさいタナス


「それは流石にやめようよ!」

マルスにも止められる。


「そんなことしちゃダメだよ!殺るならタナスにしなくちゃ」

エルルにも止められる。


「なんで俺は良いんだよっ!」

怒るタナス、いつも通りの光景。ちなみにサクヤとリオの反応は…


「お手伝い致しますシノン様。シノン様の機嫌を損ねるようなクズは消し飛べばいいのです」

詠唱に入るサクヤ。広範囲魔法を発動しようとしていることが分かる。


リオの方は


「何人潰せばご主人様は誉めてくれるかな?とりあえずサクヤに負けないよう頑張らなきゃ!」

歩き出そうとするリオ。二人とも俺の願いを叶えようとしてくれる。



「おいシノン!あの二人止めろ!このままじゃ本当にやるぞあいつら!」

二人を止めろと詰めよってくるタナス。


「止めた方が良い?」

「当たり前だろ!リオとサクヤもなんでそんなに簡単に人を殺そうとする!」


……説教タイム?


「シノン様以外の人間がどうなろうと知ったことではありません」

言いきるサクヤ。

「そうそう、特にご主人様以外の男なんて居なくなればいいんだ」

これまた言いきるリオ。

そんなふたりに唖然とするタナス。それでも二人を止めなければと思ったタナスがすがり付いてきた。


「頼むあの二人を止めてくれこのままじゃ俺達は犯罪者だ」

……犯罪者て


「お前はすでに性犯罪者だろ?」

言った瞬間に胸ぐらを捕まれた。


「人が頼んでんのにそれはないだギャふボゲラぐぼっぶガラッポ」


リオの蹴りで体が浮き上がり空中で何発かくらい、空から大きな氷が降ってきてタナスを潰した。


「ご主人様に手を出そうなんていい度胸してるね♪」

にこやかな笑顔、しかし目は笑ってない。

「シノン様に触れないで下さいね。次はありませんよ」

能面のような無表情なサクヤ。殺気バリバリ。


「ガフッ…バイずみまぜんでじだ」

頭から血をだらだら流しながら謝るタナス。無論氷は乗っかったままである。



ポリポリと頭をかきながら

「サクヤ、リオ、暴れなくていいから」

言っておかないとやりそうだからね実際。



「分かりました」

「了解~」

















「それじゃあここまででだな」

ガリオルンの広場みたいなところで三人と別れる。


「それじゃあ行こっか?ご主人様」

「最初は何処に行くのですか?シノン様」

「先ずは宿を探さない?シノンさん」

一人多い

「エルルはこっち」

マルスに引きずられていくエルル


「いや!私もあっちにー……」

騒がしい奴だ。










「それで?最初はなにするの?」


「宿探し」










「いらっしゃい、何人だい?」

宿屋につきました。カウンターにはおばちゃんが座っていた。


「三人で飯はつくのか?」


「追加貰うよ、三人部屋で朝夕の飯でいいかい?」

追加か…まあいいか。

「ああ」


「なら銅貨十五枚でいいよ、お湯とかは追加で貰うから」

そう言って部屋の鍵を渡された。










部屋に入った、ベットは……何ゆえ二つだけ?


「リオ、サクヤ、先に言っておくけど所持金が底をつきそう」

ここまでくるまでに色々と使ってしまった。

「だから金稼ぎをしようと思う」


「分かったけど賢者はいいの?」

聞いてくるリオ。

「まあ色々とやりたいことがあるし、賢者についても調べるけどなにより金が先」


「それではギルドに行きますか?」

「ああ」











到着



ギルドの中はかなりの人数がいた。流石は戦士の集う街。しかし……うるさいな…


「ご主人様、素材でも売る?」


「いま持っている素材で出して大丈夫そうなのが無い」

恐らく何を出しても問題になるようなのしか無い。出しても大丈夫そうな弱いのなんて興味もなかったし。


「だから二人を登録して依頼をこなすってことで」


「分かりました」



受付に向かう。その間にも冒険者達の視線に晒される。それは品定めするかの視線やサクヤやリオへのイヤらしい視線、極少数だが何故か俺にもサクヤやリオへの視線と同じのがある。

普通に考えてそんな視線を向けられて気分がいいわけが無い。何が言いたいかというと



………物凄いムカつくなぁ



「本日はどのようなご用件でしょうか?」

受付嬢にこえをかけられた。


「この二人の登録をお願い」


「分かりましたではこちらの用紙に記入してください。すぐにギルドカードを発行致します」



「おい嬢ちゃん達そんなガキのところじゃなくてこっちに来て酌してくれねぇか」

酔っぱらい達が声をかけてくる。

……ギルドでからまれるとかもうやったんだけどな。


サクヤ達の反応は……ガン無視


酔っぱらいの一人がリオの手を掴もうとするがリオはひらりとかわした。酔っぱらいは五人。


周りの冒険者は傍観に徹するようだ。


はぁ、うるさいしイライラするなぁ。放っておいてくれないかな。


「そんなガキのどこが良いんだ?どう考えても俺らの方が良いだろ」

「そうそう、折角だし俺らの物にならないか?」


サクヤとリオは変化なし


「そんな弱そうなのとなんか別れればいいだろ」

「どこのボンボンかは知らねぇがろくな装備してない奴なんかと一緒にいても意味無いだろ。それに比べて俺らの装備を見ろよ……」


装備かぁ……別に要らんからあまり金かけてないんだよね。サクヤとリオはいいやつだよ?

サクヤとリオ、サクヤは少しずつ表情が抜けていく。

リオはいまだに笑ってはいるが目が笑ってない。


「だからさぁ俺達と行こうぜそんなやつよりもっばぁっ!?」


二人がキレた。瞬く間にぼこぼこにされる酔っぱらい。まあどうでもいいわな。


「カードが出来ました」

タイミングが丁度いい。



宿に戻った。




「なあ二人とも」

「なあに?」「どうしました?」


「金稼ぎだけど二人で行ってきて、やりたいことがあるから」

「やりたいこと?唱館に行くなら止めないよ?」

キョトンとした顔で答えるリオ。てか

「女性は普通止める側では?」

流石にねぇ


「大丈夫♪ご主人様が好きでいてくれるなら何でも許すから」

リオが満面の笑顔で言った。

嬉しいけど流石に恥ずかしい。


「シノン様、何でも致しますので見捨てないで下さいね」

サクヤが涙目で言ってきた。

ヤバイ可愛い。


「見捨てたりなんかしないよ、だから安心して」

そう言って笑いかけた。


「シノン様……」

顔を真っ赤にして目が潤んでいる。

可愛いなぁもう。


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