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第十九話 色々と進展

早速目標失敗。書く時間が無さすぎる。



あれから一ヶ月はサクヤとリオにこの世界のことについて教えたり、図書館に行って色々な書物を読み漁った。

ちなみにこの世界に合わせて名前は感じ読みではなくカタカナにすることに決めた。


サクヤとリオには奴隷の立場におけるメリットとデメリットについてせつめいしておいた。


メリットはサクヤ達が何か起こしてもその責任は俺に来ること、そう簡単に危害は加えられないこと。

デメリットは俺が命令したら逆らえないこと、俺に危害を加えられないこと。と言ってもこれ等についてはこの国ではと言うことだが。



一応、その気になれば契約の首輪をとって奴隷の立場から解放できることを教えた。

二人はその話を聞いた上で奴隷のままでいいとのこと。


後これ大事、創界を使用してスキルを造り出し能力付与を使用して二人に渡した。


サクヤには魔法を使えるようにした。本人の適性の問題か火と水と氷と土の4つしか使えなかった。


ちなみに俺は全部使えると言っても得意不得意はある、空間と時が一番適性がありつぎに風と雷、あとは普通で火と土が苦手みたいだ。


一般的には二属性から三属性らしい。


リオは近接系統のスキルが欲しいと言ってきたので剣士にしようかと思ったら格闘家志望でした。剣術のスキルがあったがいいらしい。


ほんでもって二人を魔改ゲフンゲフ……二人を鍛えた結果物凄く強くなった。エイン達はSランクだっけか?あいつらと戦っても勝てるぐらいには。


一ヶ月と言っても空間操作と時間操作の合わせで一定の範囲だけ時間を加速させてそこで鍛えたから体感で半年位。


人間半年あれば強くなるもんだよ。俺とか半年でこのLv……物凄い命懸けの半年だったけど。


強くなるのが早いってことはそれだけ危険ということだからね。

そもそもエイン達が数年かけた分を半年に詰め込んだら強くなるさ。身体的な限界が来ても治して続行させたし。


鬼?なんとでも言え、本人達がギブアップしなければやめないさ。














「そろそろ他の街に行こうと思うんだけど、何か買った方が良いものはあるか?」


金はあるし図書館に行って調べたいことについては色々と分かったので他のところにいこう思う。


自分が必要だと思うやつは用意したが女子が必要なのはよくわからないから聞いておく。


ちなみに二人には装備は買ってある。サクヤはローブと杖、リオは動きやすさ重視の革鎧とガントレット。


要望を聞くとそれなりに数があったので二人を連れて買いに行く。と言っても殆どが身だしなみを整える物ばかりだった。









ある程度買い物をしたので、現在はカフェで休憩中。


「ねえねえ、ご主人様?」

リオが俺の腕にしがみつきながら声をかけてくる。


「ん?」


「ご主人様ってどんな人なの?」


なかなかに答えにくい質問だこと。

ちなみにリオは俺が同郷だと知ると砕けた口調になった。信頼されているようで嬉しい。


「リオ、そう言う答えにくいもの聞くんじゃないの、シノン様が困っています。」

サクヤがリオとは反対の腕に寄り掛かりながら言う。



‥……?距離が近い?この一ヶ月に色々なことがあったんだ。

え~と例えば‥……二人を美味しく頂いたり?

命令したりはしてないからな?二人から言ってきた。それで現在はハーレム状態に成っている。


‥……‥……何故だろう、物凄い殺気を感じる。



どんな人ねぇ…


「俺は簡単に言えば気分屋かな?」


俺は気分次第で行動が変わるからこれであってると思う。


「気分屋かぁ……それじゃ人助けとかはするの?」

リオが更に問いかけてくる。


何故気分屋から人助けの話に?


「人助けも気分次第だね。もし気分以外で助けるとしたら俺に利益がある場合か助けたいと思ったときかな?と言っても助けたいと思うこと何てあまりないし」


自分がどちらかというと悪いことを言っている自覚はある。でも実際に今まで助けた人達のことを考えるとそう言う結論になる。


馬車を襲われていた商人を助けたのはこの世界についてしりたかったから。

貴族の娘を助けたのは金のため。

エイン達を助けたのは機嫌が良かったから。



俺の答えに対してリオは


「……やっぱり変わってないね♪」

とても嬉しそうにしていた。

脇を見るとサクヤも嬉しそうにしている。


?どういうことだ


「変わってないってどういうこと?」


「ん~秘密♪でもひとつだけ、僕達もとの世界でも会ったことがあるんだよ。」


……記憶に無いなぁ、もとの世界で?どっかですれ違った?でも反応からしてもっとなにかあったみたいだし、どこであったn「そこのかわいこちゃん達俺らと遊ぼうぜ?」oかな?だめだまったk「おい聞いてンのか!」?うるさいなぁ


声のしてきた方を見ると下卑た顔をしている野郎共が三人。

ナンパか。


二人はその声を無視してる。

野郎共がその事に対してギャースカ言ってる。


「ふざけやがって!二人とも犯すぞ!」


……てかこいつら間にいる俺が見えてないのか?


野郎共その1がサクヤに向けて手を伸ばしてくる。

その腕を掴む。

「人の連れに手を出さないでくれないかな?」


俺の言葉に対して野郎共は

「ふざけるな!こいつらは俺らが貰っていってやるよ!」

そう言って野郎共その2が俺の胸ぐらを掴もうとする。だけど


「ご主人様に汚い手で触れるな」

リオが底冷えするような声音と共にその2を蹴り飛ばした。


その3が何故か俺に腕を向けて魔法を唱えようとするが


「シノン様に危害を加えるのは何人たりとも許しませんよ。」

一瞬で男の腕が凍りついた。


その光景をみて呆然とするその1に聞く。

「あの二人持って帰って貰っていい?」


その1は高速で首を振りながら二人を引きずって逃げていく。









「ご主人様、怪我無かった?掴まれた腕大丈夫?」

リオが勢いよく聞いてくる。俺の方が強いのに何故心配されているのだ?


「だってご主人様は力を制限した状態だし心配だから」

リオは本当に心配してるみたいだ。



サクヤは

「シノン様手を出してください。消毒しましょう、あんな汚いのを触ってはシノン様が穢れてしまいます。」


……穢れるとかどんだけ汚いと思ってるんだ?

一応手を出すとすぐさま魔法で消毒された。



お礼は言っておくか

「二人ともありがと」


そう言うと二人とも花が咲いたような笑顔になった。




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