第九話 街での日々
翌朝
今日は、なんとなく早くに起きてしまって。
「ふぁ〜」
「眩しいな」
すごく眩しい太陽に起こされてのか?
いや、多分、鉄の打ち方について学べるからだろう。
今日は、火の日だ。
僕は、ドールさんのところの弟子?になった。
魔物の革をいじるのは明日だな。
朝ご飯まで、ベットに寝っ転がってゆっくり休むことにした。
ドールさんのところで何について学べるのかな?
やっぱり鉄の打ち方かな?
そんなことを考えながら休んでいると。
皆が起き始めた。
僕も身を起こし食堂に向かった。
相変わらずパンとスープのみ。
味気がない。
やっぱ焼き串がくいたい!
そう思いながら食べ終えた。
部屋に戻り、着替えて武器屋に向かう。
武器屋に向かう道中、焼き串の香りが漂ってきた。
食べたいよ〜
そんなことを考えていたらぶつかってしまって。
「おいガキ!ちゃんと前みろや」
「ごめんなさい」
「ちゃんと前見ないと殺されるぞ」
顔に斜めに傷が入っている大男に怒鳴られた。
腰には、長い短刀。
背中に、ブロードソードを携えていた。
多分冒険者だろう。
背負っている袋の中には、魔物の素材らしき物がたくさん入っていた。
怖いのでその場からはや歩きで立ち去った。
そんなこんなで武器屋に着いた。
「ドールさんおはようございます」
「おお!おはよう」
「朝早いじゃねえか」
「たまたまです」
「ハアハア!そうかそうか」
すごい笑っってるドールさん初めて見た。
「早速だが、裏に来い」
え?痛めつけられる?
恐る恐る裏に行く。
そこには、鍛冶場が広がっていた。
「す、すごい、」
「お!そうか」
「ここはな、俺の自慢の工房だぜ」
そうなのか、本当にすごい。
鍛冶場には、巨大な炉。
炉は赤く燃え上がりパチパチ音を立てている。
金床は使いこまれ黒く輝いている。
近くにある壁にはハンマーがずらりと並んでいた。
どれも黒く輝いている。
相当使い込まれているのであろう。
石造りの水槽には、並々と水と油が注がれていた。
なぜ、油がたくさんあるかわからなかった。
入り口近くには鉄や、鋼のインゴットがあった。
炉から1番遠い所に石炭もあった。
「お前さんには、まず原石からインゴットを製錬してもらう」
「まず見てろ」
「まず原石を砕くんだ」
「この原石をハンマーで砕くんだ」
「どのぐらいの大きさにすればいいのですか?」
「そうだな、細くだ。卵より小さい大きさにすればいい」
叩くとゴンと鈍い音がして割れ始めた。
割れたかけらには、輝いているものと黒いだけの塊があった。
「こんなかから、ずっしりした物を選び水で洗うんだ」
「そして炉に石炭を焚べふいごで空気をおくって温度を上げるだ」
ドールさんはとても汗をかいていた。
「温度が上がったら炉の中にある筒の中に原石、炭、原石、炭の順番に重ねていく」
「ドロドロに溶けたら上にある不純物を取り出す」
「なぜ取り出すのですか?」
「こいつが混ざるとな鉄が脆くなるんだ」
「だから取る」
「取り出したら型に流しこむ」
「これを水槽に入れ冷やすんだ。油に入れるなよ」
「型から取り出したこれがインゴットだ」
インゴットができた頃には、お昼の時間が少し過ぎていた。
夏休みが終わます!
また頑張りましょう!




