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第二十九話 変化の中で

「そう言えば、ドールさん。今日作ったシャフトで完成なんですか?」

 「いや〜。あれに羽をつけて完成だ」

 「あれ?やじりはつけないんですか?」

 「あぁー。やじりはソケット式って言ってな。使う時にやじりを被せて使うんだ」

 「え?なんでつけっぱなしにしないんですか?つけっぱなしにした方が急いでるとき、使いやすいですよ」

 「そうだな。使いやすさを求めたらそうかもな。だけど、再利用を考えたら?シャフトってやじりに比べたら壊れやすい。使おうと思っても、シャフトが折れちゃあ〜使えない。そのとき、先端のやじりだけでも回収できれば、シャフトと合わせられる。ソケット型にすることで、それが簡単になるんだ。まあ、何を重視するかだ。王都では、鉄の矢や弓がでてるらしい。こわれにくくて良さそうだな」

 「そうだ。リラ。武術に興味ないか?」

 「ありますけど……。それが?」

 「お前さんに、訓練をつけたいと思ってるんだ。明日から、朝どうだ?冒険者ギルドで訓練だ。無理にとは言わねえ」

 訓練か。いつか使うかもしれないし習うのは、いいかもしれない。それに、ドールさんが教えてくれるんだ。こんなに嬉しいことはかいぞ。訓練しよう。

 「よろしくお願いします!」

 「なら、明日冒険者ギルドで。俺は、納品してくる。今日は、早く帰って休むんだ。厳しく教えるからな」

 厳しい訓練に胸を躍らせ帰路についついた。

 

   …… 〈ドール〉……

 あー。おもい。

 出来上がったシャフトとやじりを、荷台に載せてギルドへ向かう。

 それにしても、リラが怖いよ。成長スピードが尋常じゃないな。やっぱ才能って、観察力だよな。やってみて、できたではない。観察して再現するそれが才能なんだろうな。

 それにしても、時間がない。どうやって、リラを一人前に育てようか。明日からの訓練どうしたものか。俺の剣術は、まともじゃないからな。だから、できたこともあるが、リラには、筋力ってよりは、技術を教えるべきだよな。シアにでも付き合ってもらうか。

 いやー。街の道が広くて平で最高だ。運搬が楽だなぁ。

 そこから、数十分。冒険者ギルドについた。

 「おや、ドールさん。今日は、どのような要件で?」

 ドアを開けて入ると、シーザーが出迎えてくれた。

 「納品の品だよ。確認してくれ」

 ギルド係委員が、確認に来て荷台を確認している。

 「それにしても、お早かったですね。後三日は、かかると思ってました」

 「興が乗っただけだ」

 「そうですか」

 「ギルド長。確認終わりました。問題ありません」

 「わかった。報酬を渡持ってきてくれるかな?」

 「わかりました」

 ギルド係委員が、走ってカウターにいった。

 「ドールさん。お耳に入れたい情報です。魔物が思ったより早く活性化しているとの情報です。なので、我々も準備を急いでいます。ドールさんもお早い準備を」

 「こちらが報酬です。お納めください。私は、お先に行きますね。ご飯でも食べていったら、どうです?」

 何考えてるかわからんやつだだな。せっかくだし食って行くか、ギルドで席を探していると、奥の階段下の部分にシアがいることに気づいた。ちょうど良かったので、シアがいる席にすわることにした。

 「ん?ドールさんじゃあないですか。どうぞどうぞ、座ってください」

 椅子を引いて、重く腰掛ける

 「納品は、終わりました」

 「問題なくだ。今日、リラがな、サイドバッグを仕上げたんだ。お前に似せるとか言ってたが、あんまりになかったよ。自分に合った機能を注ぎ込んだ作品になったよ」

 「それは良かったですね。自分なりに作ったものが一番ですから」

 「それでな。少し、リラと模擬戦をしたんだ」

 「へー。どうでした?圧勝ですか?」

 「そりゃもちろん。だがな、あいつ戦術を考えて戦っているんだ。あと、技能や力があれば俺は負けていたかもな」

 「それは…。未来有望ですね」

 「そこで、シア。お前にお願いがある。リラに特訓をつけちゃーくれなか?」

 「いいですよ。楽しみですね」

 思いのほか、あっさり決まってしまった。

 「それにしても、何を教えるんですか?」

 「足捌きを重点的に。それと、体捌き。あとは、軽く剣術」

 「明日。朝。ここでだ」

 「わかりましたよ〜。明日の朝ですね」

 

  ……〈リラ〉……

 明日は、楽しみだな。訓練以外に楽しいからな。次は、かわしていっぱい入れてやるんだ!

 孤児院に帰りご飯を食べて寝ようとしていた。

 「な、なぁ。いつも、どこへいっているんだ?」

 珍しくルームメイトが、話しかけてきた。こいつ、誰だっけ?絶対めんどくさいじゃん

 「えっとおー。街探検だ」

 「街探検?なんで?」

 「そりゃあ楽しいから。ここよりいいだろ」

 「外は、怖いよ。外ってどんな感じなの?」

 「んんと、明るい。そして、うまい」

 「うまい?」

 「そう!屋台の肉とか、美味しいぞ」

 「なんで。そんなの食えるの?窃盗なんてしてないよね。悪いことはダメだよ」

 あーめんどくさあい。マザーにちくるじゃん。どう誤魔化そうか?

 「悪いことじゃないよ。手伝いして、もらってるの。やってみれば。僕は寝るから。そういえば、君の名前は?あんまり覚えてなくて」

 「僕は、マート。えっとごめんなさい。時間とって。じゃあおやすみ」

 「おやすみ」

 

このぐらいが1番読みやすい。

前回長すぎた。

最初の方、リメイクしたいな

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