第八日:ユウジは元ヤンです
今回少し暴力要素あります。
とある日の放課後。
チユは、先輩に呼び出しを受けていた。
放課後の校舎裏、ここだけ聞けば確実に告白である、が。
制服からして、高等部一年生の男子生徒に。明らかにガラの悪い。
チユ「なにかな~?」
鼻歌しながら、校舎裏に行くと。
呼び出した男子生徒と、他に二人のガラの悪い男子生徒、全員高等部一年生。
男子生徒A「おー来た来た」
チユ「先輩!なんです、か……」
なんとなく、自分に向けられてる感情が良いものではないものを感じて、声が少しずつ小さくなる。
男子生徒B「お前の兄貴に”ユウジ”って奴いるよな?」
チユ「あ、はい……居ます……」
一歩後ずさる、なぜここでユウジの名前が出てくるかなんとなく予想がついたからだ。
チユ「 (え?ユウ兄まさか…) 」
男子生徒C「俺ら一回そのユウジってやつにボコられてんだわ」
男子生徒A「ちょっとクラスメイトで遊んだだけなのになあ?」
チユ「(ユウ兄ぃぃぃぃぃ!)」
なんとなく予想がついていた。
ユウジは中学生のころ、いじめっ子や悪行に走ろうとした生徒を、片っ端からボコボコにしていた。
チユ「で、でも俺関係ないですよね!?」
男子生徒B「いやいや……ユウジの代わりにサンドバッグになってくんね?」
チユ「(ほんとに何したの!?)」
チユが、一歩後ずさる。
男子生徒Bが拳を振り上げる。
チユ「ひっ!」
ガッ――
チユが殴られた音、ではない。
男子生徒Bの拳は、誰かによって途中で止められてる。
横を見ると
チユ「ユウ兄ぃ!」
ユウジ「なんでこいつらに呼び出されて素直に行くんだよ」
チユ「だって!先輩だし!呼び出しされたら行かなきゃでしょ!」
ユウジ「このガラのやつからの呼び出しなて明らかにロクな用事じゃねえだろ」
さっきまでチユを殴ろうとしていた三人が、後ずさる。
男子生徒B「やべっ!ユウジ来やがった……」
逃げようとするが、ユウジに拳を掴まれたままで、逃げれない。
ユウジはそのまま、男子生徒Bの腕をひねって、地面に押し付ける。
男子生徒C「お、俺知らね!」
男子生徒A「あ、おい!」
男子生徒Cが、後ろを向いて逃げようとする、がそこには。
ショウ「逃がさねえよ、もう先生来る」
ショウが居た。
ユウジ「お、ナイスー」
流れるように、ショウが男子生徒Cを拘束した。
男子生徒Aは、膝がガタガタ震えている。
その後先生が来て、三人は回収された。
チユ「怖かったよぉ!……」
ショウ「よしよし」
ショウがチユの頭を撫でる。
ショウ「ていうかユウジ、お前あいつらに何したんだよ、お前が来た瞬間めっちゃビビってたじゃん」
ユウジ「あー……知らぬが仏」
それを聞いて、追及するのはやめた。
みなさんユウジが元ヤンだと再認識しましたか?
男子生徒の名前適当?気にすんな




