副総長は怖い
楓さんを助けた司君を見て最初に思った事は、あの爆発からどうやって楓さんを助けんだ?だった、
けどまぁ司くんなら出来るかと1人納得していると、
「そ、総長お、下ろしてくください。」と楓さんが酷く慌てた様子で言葉をこぼした。その様子を見た司君は、
「嫌だったか?悪い悪い。」と言って下ろしたのだが、
「嫌じゃないです‼️むしろ幸せでもっとしていて欲しいです‼️」と食い気味に答えた。
そして、
「で、でも副総長にバレたら何されるか分からなくて。」と酷く怯えていた。
紗綾さんそんな怖いのと思っていると、
「何されるってそりゃお仕置きですよ?」と紗綾さんはいつの間にか楓さんの後ろにいた。
え?何でいるの?どう言う事?と思っていると、
「総長にお姫様抱っことは随分いいご身分ですね。たかが八鬼士の分際で。」と淡々と喋る紗綾さんに、
「副総長聞いてください。あれは、その総長に助けて貰わないとその私が危なかったから不可抗力なんですよ。」と怯えながら言う楓さんに、
「そもそも何であの程度の爆弾と銃弾が避けれないんですか?そもそも死憑にやられなければいいだけの話じゃ無いですか?」と笑顔で詰める紗綾さんに、
「お言葉ですが副総長‼️破喰死憑は科学部隊隊長つまり百鬼の上位幹部です。私達八鬼士はただの幹部、負けるのも仕方なく無いですか‼️」と兎さんが声を荒げた。
すると、
「確かに兎や、楓じゃ死憑には勝てませんね。だけど、それを言い訳にするようじゃ八鬼士失格ですよ?貴方達、八鬼士は確かに百鬼の幹部です。でも幹部であるのと同時に貴方達は総長を守る騎士でしたよね。総長に忠実なる8人の鬼の騎士、略して八鬼士ですよね。」とゆっくりと笑顔で兎さんの元まで歩いて行き、
「そんな誇り高き肩書を持つ貴方達が、相手が強いから仕方ないなんて言い訳するなんて私は残念ですよ。」と笑顔のままいい、そして一瞬で
「て事で今から鍛え直してあげますよ。」冷たい表情になりそう告げた。
楓さんと兎さんノ表情は死んでいる。
「何やってるんですか?早く行きますよ?」と紗綾さんが2人を連れて行こうとしていたので、
「待ってください紗綾さん。」と私は紗綾さんを止めた。
「紗綾さんですが、随分と馴れ馴れしいですね。」
と言われた。名前で呼ぶの不味かったかな?と思い、
「すいません。その苗字知らなくて。」というと、
「私は伊吹様 紗綾って言うんですよ。別に呼び捨てで構いませんよ?」と言われた。
え?伊吹様?と困惑してると、
「何ですか?名前聞いたからわざわざ教えて上げたのに呼ばないんですか?」と睨まれたので、
「あ、伊吹様」と言うと、
「はい何ですか?クソ泥棒猫?」と明らかなる敵意を向けられながら言われた。
え?怖すぎるんですけど、腰を抜かすと、
次の瞬間、
「そこら辺にしとけ紗綾。」と伊吹様は司くんに怒られていた。
「冗談じゃ無いですか。冗談。」と言ってるが先程の敵意は本物だった気がするけど、と思っていると、
「本当に冗談ですよ?流石の私も妹の友達にそんな嫌味言いませんよ。」と言ったのだ。
え?妹の友達?と困惑してると、
「気づきませんか?よく似てるって言われるんですけど。」と言われたので、伊吹様の顔をマジマジと見ていると、
私は気づいてしまった。紗綾さんは、私のもう1人の親友の小夏ちゃんと似ているのだ。驚いた私は、
「あっ❗️」と私は声を漏らしていた。
「気づきましたか?私は貴方の親友の小夏の姉。
伊吹 紗綾です。改めて宜しくお願いします。」と腰を抜かしてその場に座り込んでいた私に手を貸して起き上がらせてくれた。
そして小さなメモ帳を渡された。開くと、
【妹の友達でも総長にちょかい掛けたら殺す。】
……怖い。と思いながらも私も紗綾さんに渡すものがあったので渡した。
「何ですか?果たし状ですか?」と言いながら真矢ちゃんのファンレターを読んでいた。そして、
「ご友人に言っといて下さい。今度本部に招待してあげると。」と言って、
「さてと。じゃあ逃げた馬鹿ども捕まえに行きたいんですけど面倒ですね。」と言いながら頭を掻いていた。
え?気がつくと、兎さんと、楓さんはこの場から逃げていたのだ。
そんなに伊吹さんが怖いんだ。と思っていると、
「そういえば夜神欄さん。貴方に聞きたい事があったんですよ。」と言われた。
え?何?怖い?と後ろに下がると、
「そんなに警戒しないで下さいよ。大した事じゃありませんから。」と一息ついてこう聞いてきた。
「もしかしてお姉さんいます?」と聞いて来たのだ。
え?お姉さんがいる?確かにお姉ちゃんいるけど、何でそんな事聞くの?と思っていると、
「その反応どうやらいるみたいですね。色々と納得しました。」と1人で納得して、
「総長。そういえば、戦闘部隊副隊長が予算の件で話があるといってたのでそちらの対応の方を今日の放課後にしましょう。」と言って。
「分かった。」とだけ、司くんは返事をすると、
「では私はこれで失礼します。そこの貴方もいつまでもいるのは辞めてくださいよ。」と言って伊吹さんはその場を後にした。そして、
「てか欄ちゃん何のよう?」と聞いてくるのだった。




