表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
困っている人をほっとけないカルロスの伝説の始まり  ―うわさでは荒くれ者僧侶と呼ばれています―  作者: ぶっくん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/21

第13話 荒くれ者僧侶一派誕生

数ヶ月後、カルロスは再び旅立った。


今度は1人ではなく、彼の方法に共感した若い僧侶たち数人を連れて。


「荒くれ者僧侶一派」の誕生だった。


彼らは辺境の村々を巡り、悪霊を追い払い、病気を治し、人々の悩みを聞いた。


カルロスの方法は荒っぽいが、確実に効果があった。そして何より、彼の純粋な人を助けたいという気持ちが、すべてを包み込んだ。


「師匠、次の村はどこへ行くんですか?」


弟子の1人が尋ねた。


カルロスは荒野の道を歩きながら、地平線を見つめた。


「さあな。でも、どこへ行っても、助けを必要とする者がいる。ならば、俺たちの旅に終わりはない」


風が吹き、砂塵が舞い上がる。


その向こうに、新たな町の灯りがかすかに見え始めていた。


荒くれ者僧侶カルロスとその一派の、新たな旅路は、まだまだ続く。


彼はもう、誤解を恐れない。


自分が正しいと信じる道を進むだけだ。戦士の力と僧侶の心を併せ持ち、荒っぽさと優しさを両立させながら。


どこへ行こうと、カルロスはカルロスだった。


ほっとけない人を放っておけない、ただの戦士であり、僧侶であり、旅人だった。


そして、その旅路の果てに、いつか真の勇者としての評価が待っていることを、彼はまだ知らない。


今はただ、目の前の道を歩み続ける。新たな出会いと、新たな救いを求めて。


荒くれ者僧侶カルロスの伝説は、今日も少しずつ、書き足されていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ