出会い2
「あっかねぇ!」
クラスに入り、自分の席に座るなり親友の真美が話しかけてくる
「おっはよぉ、真美」
「おっはよぉ…で、いつから付き合ってんの?」
「はい?」
この子はいつもいきなり話を切り出す
「朝、一緒に歩いてたでしょ?」
「あぁ…」
樹くんと薫くんのことか
「で、どっちが本命なの?」
「どっちでもないよぉ…2人とも今日が初めてだし」
「うっそだぁ」
にやけながら、茶化すような笑顔をする
「茜の逆ナン?」
「そ、そんなわけないでしょっ!」
「じゃあどうやって知り合ったのぉ?」
「え、えっと…」
言えない!
2日酔いで気づいたら男の人の家にいただなんて、絶対言えない!
それに…たぶんなにもなかったけど…記憶がないわけで…
「………」
「なによぉ…なんかあるの?」
「なにもないけど…天笠くんてどんな人か知ってる?」
「知らなぁい…なんか暗そうだよねぇ」
真美もそれ以上突っ込んではこなかった
だからまみたんは私の親友なんだよね
「顔はかっこいいかなぁって思えたけど…あ、大丈夫だよ、私はタイプじゃないから」
「っ…だからぁ」
今のは、私は友達の男に興味はないよってことだろう
「一緒にいた西之宮くんなら知ってるよ」
「そうなの?」
「うん、手が早いって」
「えっ!?」
まぁ軽い感じはしたけど…
「そんな感じなの?」
「うん…なんか来るもの拒まずって感じみたい、それで、女の子の方が幻滅しちゃうんだって」
「ふぅ〜ん…」
「茜も気をつけなよぉ」
「大丈夫だよぉ」
そんなこんなで、先生が来て、授業が始まって…
「あっ…」
今日…どこに帰ればいいんだろう…




