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2話 呼び出し

毎朝の恒例行事を終えたグレイは制服へと着替えリビングへと向かった


「みなさーん、おはよーございマース!!」


グレイは勢いよく扉を開け無駄に明るい声で挨拶をし

自分の席へと座った


「ああ、おはようグレイ」

いま挨拶を返したダンディーな男性はグラン=ゾルディア

グレイの父親であり王国騎士団団長を務める男である


「おはよう、グレイ」


次に答えた綺麗な女性はエミリー=ゾルディア

グレイの母親であり元王国魔法士だった女性である


「・・・・・・」


最後に無言で睨んでいるのはミリアである

ミリアは二人の時にしかグレイは会話をしない

ちょっとした理由があるのだが今はまだいいだろう


「それじゃ、みんな揃ったことだし朝ごはんにしましょう」


無言でグレイを見ているミリアを見てため息をついたエミリーだったが

すぐに気を取り直し朝食にすることにした


「やっぱり母さんの料理はうまいわ~」


「あらあら、グレイはいつもそうやって褒めてくれるわね」


「本当のことだからなー」


そんないつものように会話をしていたグレイに

グランは声をかけた


「グレイ」


「何?父さん」


「後で私たちの部屋に来なさい」


「ん、了解」


グレイは両親に目を合わせることもなく答え料理を

食べ続けていた

その様子を黙って見ていたミリアだったがグランの兄に言った言葉

に少々動揺してしまった

兄がこれからどうなってしまうのかと



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