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こわれるかわいさ
目が覚めれば見知らぬ空。
埃っぽい空気で正直なところ死ぬかと思った。
自分の手を見下ろして縮んでると思ったの。
『またか』
私はそう思った。
世界は破滅にむかっている。
過去の乙女、古き遺伝子を持つ少女が世界を救う。
そんな世界。
世界は滅びたくないのか、幾度となく繰り返す。
私はじっくりと磨耗していく。
異能あふれた世界で無力な私が救いの鍵っておかしくない?
私は埃っぽい空を見上げる。
私が選ぶ異能が世界の主力を決める。
気がついたのは何度目だろう。
お花畑素敵じゃない。
私は肥料になるの。




