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闇夜の鳥は何処へ征く

「お前ら、そろそろ飯の支度(したく)の手伝いしろー」


そろそろ夕食の準備のために教会の仲間達を呼び寄せるレイラ。それを耳にしたお腹を空かせた全員が教会へと足を運ぶ。


「メイナス、さっき空で見たことない鳥がいたぞ」


「へぇー、どんなのだい?」


和やかな雰囲気にはちょっとした雑談が欠かせない。スザクはトトと一緒に空を飛んでいる時に見かけたグンカンドリのようなモンスターのことについてメイナスに話しかける。


「えっとね、スゴく大きかったの!それで角が生えてた!」


スザクに代わってトトが食い気味でどんな鳥だったのか特徴を矢継ぎ早に答える。


「角が生えた鳥?確かにこの辺では見ないね」


モンスターのことについて詳しいメイナスにも、その鳥のことについてはよく知らないらしく珍しいこともあるんだなとスザクもトトも顔を見合わせる。


「シスターリラさん、こちらはどうしますか?」


「ああ、そこに…あら、何の音かしら」


ニナがサラダを用意していると外から羽ばたく音が耳に着くほどに聞こえてきてリラは何事かと怪訝に思っていたら、バリイイン!と言う破壊音と共にステンドグラスが壊される。


「きゃあ!?」


「わわっ!なに!何なの!?」


「皆!テーブルの下に隠れて!」


不吉な音と共にガラスの破片が頭上から降り注ぐことで子供達はパニックになるも、リラがテーブルの下へと避難させる。


「ケガはない?」


「私は大丈夫だけど、スザクお姉ちゃんが…」


何が起きたかは分からないがガラスの破片で誰もケガしてないか確認していると、トトは心配そうに側にいたスザクの方を見る。


「くふぅ…♡鋭い欠片があたしの皮膚を裂いて深くぅ…♡」


皆がテーブルの下に隠れる中でスザクだけは降り注ぐガラス片を避けるどころか嬉々として受け止めており、破片の鋭い先端が彼女の身体に刺さって流血させると言う痛々しい様子だったが彼女は気持ち良さにピクピクと身体を震わせていた。


「こいつは大丈夫だ。それよりも何が起きた?」


「何かがステンドグラスを破って入って来たぞ」


ステンドグラスが独りでに割れることはまずない。考えられるのは外的要因によって割れたのだろうが、その原因を確認しようとテーブルから顔を出してみると見慣れない物体が載っていた。


『クアアア…クルルル』


「大きな黒い鳥だ」


正体は黒い羽を持つ子供と同じサイズの巨大な鳥だった。サイズに見合った長く太い(くちばし)に、黒光りする牛のような角、更に胸部には赤い風船のような器官を持っておりグンカンドリのようにも見えた。


「あ、こいつだぁ…あたしらが見た変わった鳥はぁ…」


「はて、あのモンスターは確か」


ガラス片が刺さった快感に打ち震えていたスザクはその鳥が昼間に見た鳥だと切ない声で呟き、それを聞いたメイナスは不思議そうに考え込む。


『クアアア!』


不時着したショックから立ち直ったのかその鳥は巨大な翼をバタバタと羽ばたかせ、飛んだり跳ねたりを繰り返して暴れ始める。


「ひゃあ!?何なの!?」


「皆、こっちに!」


暴れるように跳ね回ることで食器や家具を壊したり、料理をひっくり返したりするため、シスターは怖がる子供達を鳥の暴走から守ろうとする。


「こいつ…今日の晩飯の焼き鳥にしてやる!」


突然ステンドグラスを壊して入って来たと思ったら、今度は暴れ回って子供を怖がらせたことに激昂したレイラはダガーを手にして瞬足スキルで仕留めようとする。


『クケケケ!』


「うげっ!?ニナ、そっちに行ったぞ!?」


ところががむしゃらに跳ね回ってるかと思えば、レイラの頭を踏み台にしてその後ろにいたニナに向かって行くのだった。


『クケケケ!』


「あれは…魔法陣?モンスターが?」


驚くことにその鳥のモンスターは魔法陣を展開していたのだ。モンスターが火を吹いたり、水を操ったりとエレメント由来の技を使うが、逆に人間のように魔法陣を行使するとは前代未聞だった。


「はうあっ!?」


「ニナちゃんを妖精の姿にした!?」


その魔法陣で何をするのかと思えばニナに当てたのだ。しかも当たった瞬間に彼女は一瞬にして手乗りサイズの妖精の姿になってしまう。


『クケケケ!』


「きゃあ!?やめて!離して!?」


まるで羽虫でも捕まえるかのように素早く首を突き出してニナを嘴で咥えたのだった。


「ニナちゃんに何をするの!氷魔法『アイス』!」


サイズ感からそのままニナを丸呑みにするのではと危惧したアメジスは杖を構えて魔法を使おうとする。


「あれ…」


「アメジス、今はエレメントは使えないんだよ!」


ところが杖からは水滴も魔法陣も出ず不発に終わる。慌ていて忘れていたが、今はエレメントが上手く使えなくなっているのだ。


『クケケケ!』


「きゃあ!?皆〜!?」


その隙に鳥は助けを求めるニナを咥えたまま、大きな翼を羽ばたかせて今度こそ飛び立ち、破ったショーウィンドウの穴から外へと飛んでいく。


「くそ!何処に行った!」


「ダメだよ…この暗さとあの体色じゃ」


「大きな鳥の割に逃げ足も早いのう…もう感知スキルの範囲外じゃ」


慌てて外に出て鳥を追撃しようとするが、闇夜のカラスのように真っ暗な夜景に黒い羽毛はカモフラージュに最適であり、目視することが出来ない上にスキルを使っても深追いすることすら出来なかった。


▷▷▷


「なんであの鳥はニナを連れてったんだ」


突然の誘拐騒ぎにショックを受けるも、いつまでもそうしてる訳にもいかず、取り敢えず一度落ち着いてからショーウィンドウの破片を片付けているとスザクが全員が思っていたことを呟く。


「目的は不明じゃが、ニナを狙ったのは確かじゃ」


「わざわざニナちゃんを妖精の姿にしてたもんね」


モンスターの行動理念は食欲や縄張り意識など本能的な物が多いが、あの鳥は明らかにニナを連れ去らうことを目的とし、しかも彼女が妖精になれることを知ってた上で何かしらの魔法まで使っていたため明らかだ。


「はあ…はあ…こんなことしてる場合かよ、早く助けに行くぞ…でなきゃ、あいつは…はあ…あの鳥の胃袋の中になっちまうぞ」


まだ純粋なダークエルフだった頃に帝国に実験材料として父親から引き離されたステラは同じく連れ去られたニナの心情を理解したか、或いはトラウマが呼び覚まされたのか荒い呼吸をしていた。


「捕食目的とは言え、モンスターがわざわざ獲物を、それも妖精に変えて選ぶだなんておかしな話だよ。しかも咥えた時点で食べずに攫うなんて、どう見ても別の目的があるとしか思えない」


ニナは妖精にさせられて食べやすいサイズになっていたのに、そのままの状態で連れ去ったことにメイナスは捕食以外に目的があったのではと疑問に思っていた。


「そう言えばあの鳥はこの辺では見かけないのよね?何か手掛かりにならないの?」


「そう思ってさっきから思い出そうとしてるんだけど…どんなのだったかな」


ミスティーユ出身ではないミエナでも角の生えた巨鳥型のモンスターなんて早々お目にかかれない。言われるまでもなく、珍しいからこそ何か手掛かりに繋がるのではとメイナスも何とか思い出そうとする。


「頼むぜ、それだけが手掛かりなんだ」


「…どんな鳥だったか教えてくれるかい?」


「ルアーネちゃん!立って大丈夫なの?」


渡りに船と言うべきかまだ頭を抱えた様子のルアーネが手助けしようとベッドから出てきたようだ。


「今のボクにはこれぐらいしか出来ないけど…何とか手助けしてみせるよ」


最初はルアーネの容態を案ずるものの、彼女の思いを無駄にしないためにその鳥の特徴をスザクとメイナスが口で説明し、それをアメジスが絵にして表現していく。


「なるほど、このモンスターは確か…」


痛む頭を押さえながらルアーネは絵の鳥のことを賢者の書で調べ始める。


「分かったよ、このモンスターは『ディアバトロス』って言う名前だよ」


それだけ言うとヘナヘナと頭を抱えながらルアーネはその場にへたり込む。しかしそのお陰で例のモンスターの名前が判明したのだった。


「ディアバトロス…そうか、何処かで見たことがあると思ったら鳥系モンスターの中でも大きく力強いとされる樹海に生息するAランクモンスターだ」


「あんなに特徴があって、しかもそこまで詳しいくせに何で今まで分からなかったんだよ」


名前を言われて詳細や生態を述べることが出来たメイナスにステラは逆にあれだけ印象深い見た目なのに今更分かったのかと目を細めながら返す。


「ディアバトロスはAランクモンスターだけど肉や卵が珍味だから乱獲されて数が減り、人の目に触れることがなく図鑑でしか見たことがなかったからね」


と言うのもそもそも生息域が人の目に触れにくいことと、乱獲によって数が減っていたこともありモンスターに詳しいメイナスでも図鑑でしか見たことがなかったため特定が遅れたのだ。


「乱獲って何だ?」


「必要以上に捕まえたり殺したりすることだよ。でも、乱獲されて数が減ってるってことは生息している場所は絞れるんじゃないのかな」


アメジスの言う通り、ディアバトロスには悪いが乱獲されたことで数や生息地が減り、何処から来て何処へ帰ったかは明らかにしやすいはずだ。


「ディアバトロスの生息地は密林や樹海だから、この辺で生息出来そうな場所は言『マンゾアスの密林』と『クリムゾングル』だろうね」


「マンゾアスは前に行ったことあるけど、もう一つの生息地はまるで知らないな」


地図を広げて調べたところ候補として挙げられた生息地は二つあり、その内の一つは全く知らない場所だった。


「クリムゾングルには植物系のモンスターが多く生息していて、中には大型のモンスターを捕食する種類もいるため危険度で言えば、マンゾアスの密林と同じぐらいだろうね」


「一度行ったことがあるとは言え、あそこと同じぐらい危険なのかよ」


まだ可能性の段階とは言え、下手をすれば捕食されるような危険な場所に生息している辺りはさすがはAランクとも言えるだろう。


「そう言えばニナちゃんと出会ったのもマンゾアスの密林だったよね」


「ううむ…何か関係があるのだろうか」


偶然か故意かマンゾアスの密林にはニナと出会った思い出もあり、関係はないとは思われるがどうも捨て切れなかった。


「いずれにしてもその二箇所を調べる必要があるね。僕達も二手に分かれよう」


どちらに飛んで行ったかは分からないが、ここは役割分担して探すことにする。


「スザクとアメジスとステラは僕と一緒にクリムゾングルに、レイラはミエナとユウキュウと一緒にマンゾアスの密林に行って貰うよ」


「リュクウは?」


どのチームの中に自分の名前がなかったことにリュクウはメイナスの服を引っ張りながら聞いてくる。


「どっちのダンジョンも基本的に森の中だから君は小さいから迷いやすいだろうし、マンゾアスはまだしもクリムゾングルでは大きな川があるかどうか分からないしね」


「え?どう言うこと?」


「君は人魚族でもあるから水が無いと弱ってしまうんだ。しかも今はエレメントが使えなくなっているために水も安易に出せないんだ」


迷子の心配もあるが、リュクウは人魚族の血を受け継いでいるため水が必須なのだ。これから行く先々で都合良く水が手に入る保証はないし、水を魔法で出そうにもエレメントが不調をきたしているため不安要素が多過ぎた。


「君はここで留守番だよ」


「ええ〜、リュクウも皆の家族なのに!ニナちゃんを助けたい〜!」


家族として迎えられたのに、その内の一人であるニナの救助に同行出来ないことにリュクウはメイナスの足にしがみついて駄々をこねる。


「家族だからこそ具合が悪そうにしているルアーネや他の皆のことを守ってて欲しいんだ。君が守ってくれれば僕らも安心してニナを助けられるんだ」


「むぅ…分かった」


しかしメイナスは膝を着いてリュクウと目線を合わせ、頭を撫でながら諭すと彼女も半分理解し半分は不服と言った様子で頬を膨らませながら足から離れるのだった。


「リュクウ、あなたは良い子ですよ。メイナス、皆も、ここは私達が守りますからどうかニナさんを」


「分かってるよ」


リラもリュクウの頭を撫でながら抱き寄せ、他の子供達を側に寄せて後は頼んだと言わんばかりにレイラ達を見つめるのだった。


「ルアーネ、今でなくても良いからディアバトロスの生息地をもう少し洗い出せるかい?もしもこの二箇所にいなかった場合はその情報が役立つかも」


「任せてよ…今ボクは動けないしね」


保険のためにルアーネには無理しない程度に生息地の洗い出しを頼むのだった。


「それで今から出発するか?」


「そうしたいけど、どっちも遠いから今から出発すれば朝方には着くけど眠らずにダンジョン内部に行くのはかなり辛いはずだ」


今からそれぞれの目的地に向かっても到着は明日の朝になるが、問題は一睡もせずに攻略するのは危険とも言えることだ。


「前に馬車を使ったじゃないか。あれはダメなのか」


「夜間は危険なモンスターが活発になるし、馬も人間も夜目が利かないから基本的には夜には馬車は走ってないんだ」


ゼリータウンの時は馬車を経由していたからそれはダメなのかとスザクが提案するも夜間に走っている馬車は少ないと言う。


「ふむ、そう言えば夜間にだけ運行する夜行馬車があると聞いたことがあるのう」


「え、このミスティーユにかい?」


自分達は身寄りがないとは言え、この街のことは生まれ故郷のように思っていたがそんなのがあるとは知らなかった。


「いいや、ステッパーの街で小耳に挟んでな。しかし運賃が特殊でな、何故か支払いは金ではなく『黒い野菜』だと言うのじゃ」


「黒い野菜?そんなのあるのか?」


ステッパーの街に寄ったユウキュウはそこで夜行馬車の存在を知ったらしいが、どうやら普通の通貨では乗れない上に運賃代わりに用意する物も聞いたことがないため利用する者は少ないし存在しているかどうかも不明と言われている。


「そんなのどうやって用意したら…」


「黒い野菜か…おい、そのステッパーの街って交易品とか入って来るか?」


夜行馬車を利用するのに必須な黒い野菜の存在を聞いたステラは考え込みそう訊ねてくる。


「うん、ステッパーの街はここよりも貿易が盛んだし、冒険者も多く利用するからそれなりにあるはずだけど」


「まさかそんな変わり種の交易品がステッパーの街に入ってくるのか」


質問からして様々な国から持ち込まれる交易品の中に黒い野菜があるようなのだが、そんなのを好事家(こうずか)や物好きなマニアが見逃すはずないし、噂ぐらい立ってもおかしくなさそうなはずだ。


()()の交易品じゃねぇ。裏ルートだ」


「なるほどね、それならば滅多に見かけない代物が手に入るだろうね」


しかしそれもそのはずだ、ステラが提案した交易とは非合法が当てはまる取り引きが行われているようだった。


「どうする?止めてもいいが」


「いいや、この際方法を選んでいる場合じゃない。やるだけやってみよう」


ニナを今すぐ助けるためには夜行馬車に乗る他ない。そのためには黒い野菜が手に入ると言う裏ルートの取り引きをするしかなかった。


「よし、ちょうど今ならそう言う連中が街中にいるはずだ」


「行こう、ステッパーの街へ!」


「…皆、気を付けてね」


「この子達のために無事に帰ってきてちょうだいね」


一同は決意しリラとリュクウ達に見送られながらステッパーの街へと出発する。


▷▷▷


「それで裏ルートの取り引きってのは何処で行われるんだ?」


「あんまり口にするなよ。そう言う連中はあんまり口外されるのを嫌うんだからな」


裏ルートでは人に言えない非合法な代物を取り扱うため、目立たたないように立ち回りたいのが筋だろう。だからこそ周知されないよう口の軽い人間は門前払いされる可能性が高いとステラは釘を刺す。


「けど、ステラは何でそんなことを知ってるんだい?確かにないこともないとは聞いたことあるけども」


「帝国だって人には言えないことしてんだ。仕入れ先だって同じぐらい汚れてたって不思議じゃねぇだろ」


その道に詳しいとは思っていたが、元々きな臭い帝国にいたのだからこう言う裏ルートのことを知っててもおかしくはないだろう。


「それであたしらはどうしたら良い?欲しいのは黒い野菜だけだしな」


「同伴出来るのはあたしを含めれば三人までだ」


そう言いながらステラは出店の屋台で赤いペストマスクを三つ購入する。


「これなんだ?鳥のマスクか?」


「なんか不気味ぃ〜」


ただの鳥のマスクならば愛嬌があって良いだろうが、ペストマスクは病気を防ぐために作られた防護マスクであるため何処か威圧感と不穏さを与えてくる。


「これを着用してれば取り引きに応じられるルールだ。逆にこれがないと怪しまれるから注意しろ」


裏ルートならではのセキュリティと言うこともあるが、互いに顔を覚えられると厄介なことになるため不干渉を貫くと言う形で身に着けるのだろう。


「よし、ステラとミエナ、それと僕とスザクとで行くよ」


「あ?マスク三つしかないんだぞ」


マスクは合計三つで、それに応じて取り引きに参加出来る人数は三人までなのに、メイナスは何故か四人指名したことにステラは話を聞いていたのかと怪訝な顔をする。


「だからミエナはファントムハートで透明になって僕らの後を付いてきて」


「私が行っても良いの?」


確かにミエナならばマスクがなくても付いてくることは可能だろうが、同伴する理由が分からなかった。


「何かあった時のために備えて置いて欲しいんだ。非合法だからこそ何が起きるか分からないんだ」


長年の勘からか、その取り引きが非合法であるのならば何でもあり…予想外なトラブルが起きても不思議ではないと危惧していたからこそメイナスはミエナを同伴するのだった。


「とにかく行くぞ。あたしらが向かう裏ルートの取り引きを扱う『黒カラス商会』に」


ステラを先頭に進んでいくといつの間にあったのか、暗闇に紛れるように真っ黒に染まった布地とカラスの紋章が特徴的なテントが建っており、周りをペストマスクを身に着けた屈強な男達が睨みを利かせるもステラは臆せず進みメイナスもスザクもその後に続く。


(ひゃあ…怖い怖い)


そして透明になった生まれたままの姿のミエナがその側を静かに抜けていくが、本人からすればバレないかどうかおっかなびっくりしてしまうのだった。

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