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Return Common ~普通に戻るために~  作者: supak (maluco)
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22/22

その後

26

あれから早くも数ヶ月が過ぎた。

この俺、栖鳳勇斗は今、高校に通っている。

「勇斗!」

そういって走ってきたのは凛だ。そしてその後ろから玲子がゆっくり歩いてきた。

「おはよう、勇斗。」

「おはよう、凛、玲子。」

「よう、お前ら。」

教室の奥からやってきたのは卓也だ。

「あれからもうかなりたったな…」

「あぁそうだな。」


あの時、俺が虚無空間ヴァニティースクエアを使って自分もろともメフィストを虚無へ連れて行こうとしたときのことだ。

本来なら俺は虚無へ連れていかれるはずだった。

しかし、おれが虚無へ呑み込まれる瞬間、一筋の光が俺に向かってきた。

それは玲子だった。

玲子は自分を雷撃と化して俺に向かって突撃してきた。

そしてそのまま俺を抱え込んで壁に突撃した。

そのあと目覚めたのは基地の外だった。

目覚めた後は凛による糾弾の嵐だった。

卓也はそれを見ていたが助けてはくれなかった。

玲子は俺の方に頭をのせて眠っていた。


「あれから俺らの能力も消えたんだよなぁ。」

「というか、Awake自体が居なくなったらしいね。」

「どういうことなのかな?勇斗わかる?」

「いいや俺にはさっぱりだ。」

「そっか。」

そのときチャイムが鳴った。

「やっば!次移動教室だ!じゃあまたね!勇斗。」

「あぁ。」

凛は走って教室を後にした。

卓也も自分の机に戻った。

「お前はいかないのか?玲子」

「行くよ。でもその前に。」

玲子は突然俺を抱きしめて耳元で言った。

「どっかに行こうとなんてしないでね。私、好きな人が消えたら生きてる意味なくなっちゃうから。」

そういうと玲子は走って教室を後にした。

おれはその場でただ立ち尽くしていた。



読んでいただきありがとうございます。

拙い文章でしたが楽しんで頂けていたらうれしいです。

コメントなどよろしくお願いします。


では本当に読んでいただきありがとうございました!

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