戦闘のその後
11
「さて、お話をしようか、栖鳳君。」
「くっ…」
勇斗はメフィストを睨み付けることしかできなかった。
凛たちはメフィストの言う通り死んではいない、気絶しているだけだ。
しかし、気絶しているということは襲われても逃げることが出来ないということだ。
――つまり勇斗がメフィストの話を拒めばいつでも殺すことが出来るということだ。
勇斗がこの場を切り抜けるためには話を聞くしかないということだ。
「…それで話ってのはなんだ。」
「簡単に言うと、僕と一緒に来てもらえないかな?」
「…それを受け入れたら、凛たちは解放してもらえるのか。」
「もちろん、君の大事なお仲間に危害は加えないよ。」
「そうか…ならついていく。だがその前にお前の仲間を下がらせろ。」
「貴様!メフィスト様になんて口をきいているんだ!」
「まぁまぁ真くん落ち着いて。わかったよ。みんな下がろうね。」
真は勇斗をすごい形相で睨み付けた。
メフィストは笑いながら手でこちらに来るように合図した。
勇斗はそれについていった。
「ん…」
先に目覚めたのは玲子だった。
「私…生きてる。勇斗?」
勇斗は辺りを見回す。しかし、勇斗の姿を見つけ出すことはできなかった。
「勇斗…」
「ん…その声は玲子?」
そのとき凛が目覚めた。凛はまだ意識が朦朧としているようだった。
「あれ…勇斗は?」
「…どこにもいないの。」
「もしかして連れていかれちゃったのかな。」
「その可能性もあるけど、それなら私たちが生きているのがわからない。」
「ということは…?」
「たぶん…だけど、ついていったんじゃないかな、勇斗は。私たちを助けるために。」
「そんな!?」
「お、落ち着いて。今私たちが慌てても勇斗は見つからないと思うから。」
「うん…」
凛が慌てて走り出そうとしたのを玲子がなんとか食い止めた。
「これからどうしよう…」
「ここから少し行ったところに私の隠れ家があるんだ。そこなら休めると思う。」
「ならそこに行きましょう。」
玲子と凛は足を引きづりながら隠れ家に向かっていった。
――ほかのP.Sの5人は仲間の安否を確認するといって基地へ戻っていった。
遅くなってすいませんでした…何回目でしょうね。本当に申し訳ありません…
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