【クライマックスシーン】 死闘”たこらいおん”!(後編)
RL:つみれは、どうするか決まりましたか?
つみれ:もうちょっと待って……。
りん子:ねぇねぇ、ダモンって銀月さんをどうするつもりなの?
凱:……まあ、殺すしかねぇだろうなぁ。
ほっときゃ、今度は俺の方に向かってくるんだろうし、な。
戦意を喪失してくれればいいんだが……。
りん子:……銀月さんの心を折る!!
確か、精神攻撃なら、完全に戦う気をなくさせる[士気喪失]とかあったよね!?
そうなれば、戦闘が終わるよね!?
銀月さんの心が折れれば。
RL:まあ、折れれば。
つみれ:でも、私の精神攻撃はさぁ……当たってもほとんどダメージがないんだよね〜。
うーん……。
じゃあ、〈盾の乙女〉で、りん子ちゃんにカード渡して、代わりに行動してもらう!!
RL:了解。
つみれ:「りん子ちゃん、お願い!!
銀月さんに、妹さんのことを思い出させてあげて!!」
つみれの〈盾の乙女〉判定。―成功(クラブの9)
りん子:「オッケー。
わかったよ、つみれちゃん!!」
じゃあ、さっきと同じ組み合わせで。
RL:では、りん子は何と言って銀月の心を折るんですか?
りん子:「銀月さん!!
いつまでこんなことをしてるつもりなの!?
香月さんまで危険な目にあったりしてるんだよ!?
香月さんのこと、大切なんでしょ!?」
RL/銀月:「う……」
りん子の〈心理〉判定。―達成値18。
RL:うーん、これを受けるカードがないと……。
ないけど……。
銀月の〈自我〉判定。―失敗(スート違い)。
りん子:でも、ダメージ用のカードがひどいのしかないよ……。
…………(精神ダメージチャート確認中)……。
うーん、どれをだしても戦闘が終わらないよ。
[BS:重圧]とかじゃダメ?
RL:バッドステータスなら、心は折れませんね。当然。
りん子:よし!!
山札からダメージカードを引くよ!!
これって絵札とかでも、判定の時と違ってファンブルにならないんだよね?
RL:ダメージカードを引く場合、ファンブルにはなりません。
りん子:絵札……絵札……(ブツブツ)……。
ていッッッ!!
りん子の引いたダメージカードは「ジョーカー」!!
一同:おおおおお!!
りん子:やったね!!
RL:あれ!?
って、さっきもジョーカーが出たような……。
間違って2枚入れちゃったのか。
りん子:ジョーカーなら「A」にも読めるんだよね?
RL:はい、読めます。
りん子:じゃあ「A」に読んで、「11」にする!!
これで、ダメージは20!!
銀月さんは、精神ダメージを防御できそうだし、ね!!
RL:ダメージ20は…………さっきの清川さんと同じ「醒めない夢」で[昏睡]です。
りん子:え!? [昏睡]!?
RL、銀月さんって、精神ダメージ減らせないの!?
RL:普通の人は、なかなか減らせませんよ。精神ダメージなんて。
で、りん子から香月のことを突かれた銀月は……床に座り込みガックリとうなだれてしまいます。
RL/銀月:「…………香月……。
俺は……。俺は……」
りん子:ねえRL、銀月さん、後で元に戻るんだよね!?(弱)
RL:[昏睡]状態ですから、〈治療〉か、それに代わるスタイル技能を使えば。
ただし、このシーン終了までに治らなければ、そのまま退場することになります。
銃:退場って……。
RL:もう舞台に出てくることはありません。
つみれ:えぇ〜!?
りん子:あ! 〈治癒〉がある!!
RL:なら、治せますよ。
えーと……目標値は20です。
りん子:20!?
ムリだよ!!
RL:じゃあ、〈治療〉でもいいですよ。
目標値はやっぱり20。
りん子:だから、ムリだって!!
スートが同じところしかないんだよ!?
凱:それは、自分のせいだろ?(ニヤリ)
りん子:あの、RL、お金、使えないかな!?
RL:……うーん、これは、報酬点は使用できない技能ですからね……。
りん子:えぇ〜!?
「ねぇ、ダモン、何とかしてよ!?
何とかできるんでしょ!?
ほら、お金ならあるよ!?
いくらでもあげるから!!」
凱:「金か……。
…………金なんかいらねぇな」
りん子:「え!?
ダモン!! 何で!?
ねぇ、お願い!!」
凱:「ククククク……。
いいねぇ……。
ちょうどおあつらえ向きの状況になってきやがった……!!」
りん子:「ちょッッ!?
ダモン、何言ってんの!?」
凱:「今なら、コイツにトドメを刺すのは簡単なことだろうぜ?」
……RL、香月はどうしてる?
RL:あの……香月は、兄の銀月に近寄って放心したようになっていますけど。
RL/香月:「兄さん……」
凱:「オイ、蔡香月。
俺と取引きをしねぇか?」
RL:すると、その言葉を聞いて、香月は床に転がっていた銀月の銃を拾い上げ、自分に向かって……。
凱:そんなことはさせねぇよ!!
RL、その銃を手刀で叩き落とすぜ!!
RL:では、間に合うかどうか〈白兵〉で。達成値は14……。
凱:これを使うぜ!! ハートのAだ!!
凱の〈白兵〉判定。―達成値21(ハートのA)。
RL:むぅ……。
それは、文句のつけようもない手刀ですね。
香月の手にしていたMP21は「カラカラ」と渇いた音を立てて床に転がります。
凱:「オイ、勝手に死ぬんじゃねぇ」
りん子:「ダモン、ひどいよ……」(半泣き)
凱:「香月。
オメェが死んじまったら、銀月だって生きちゃいられねぇだろうが」
香月:「!!
では、兄さんを助けてくれるのですか!?」
凱:「ああ、それは、お前次第だ。
オイ、ヒロシ!!
何か書くモンを持って来い!!」
RL/ヒロシ:「ヘイ!!」
凱:「香月、契約書を書け。
書けば、兄貴を助けてやる」
RL:うわ、えげつな〜。
凱:「香月。俺の言うとおりに一筆書け。
『兄の蔡銀月は、今日をもって、三合会を辞めます。このちゃんこ屋『たこらいおん』の権利も放棄します。もし、辞めなければ、私、蔡香月を好きにしてもらって構いません』だ」
RL:……ヒドイ内容ですね。
凱:RL、香月は書かねぇのか?
RL:いや、香月は泣きながら契約書を書いていますよ。
RL/ヒロシ:「さすが、アニキ!!
やることがえげつないです!!」
凱:「オメェは黙ってろ!!」
ヒロシの方には振り向きもせずにビンタ。
RL/ヒロシ:「え、ナンデ!?」
RL:というわけで、契約書はできますよ。
香月の涙で、契約書はグショグショです。
凱:「……よし、契約は成立だな」
RL、契約書を持って銀月のところへ行くぜ?
RL:銀月は……うなだれたままですね。
凱:「オイ、蔡銀月よ。
こんな契約書をたった1人の妹に書かせて、何やってんだ?
しっかりしろっつってんだよ!!!!」
RL、銀月の目の前に涙でグショグショになった契約書を見せて、頬を張る!
そこで、神業《黄泉還り》を使うぜ!!
りん子:!!
凱が神業《黄泉還り》を使用。
RL:では、ゆっくりと銀月の瞳に光が戻ります。
RL/銀月:「……香月?」
RL/香月:「……兄さん……良かった!!」
凱:「オイ、かわいい妹にこんなモノを書かせるんじゃねえ」
りん子:書かせたのはダモンだけどね!
RL/銀月:「……トライアドの蔡銀月は死んだ」
凱:「……そうか、わかった」
RL、一応、確認だが、これは、「たこらいおん」の権利を三合会が放棄するということでいいんだな。
RL:はい、そのとおりです。
RL/ピコ:「ピコ、ソウジ!!
ピコ、ソウジ!!」
凱:ん!?
RL:急にピコちゃんが騒ぎ出します。
ありていに言えば、「後片付け」をしないといけないということです。
凱:ああ、確かに。
「たこらいおん」の中は血だらけだからな……。
RL、神業《不可触》を使うぜ。
RL:ああ、レッガーの神業《不可触》を使えば、痕跡を残すことはありません。
凱:よし。じゃあ、白夜のアニキに連絡するか。
RL:河渡白夜にポケットロンで連絡して、後片付けを依頼する、と。どうぞ。
凱が神業《不可触》を使用。
凱:「あー、俺です」
RL/白夜:「ああ、凱か。
そろそろ、連絡が来るころだと思っていたよ」
つみれ:怖いね〜。
わかってるんだね〜。
凱:「アニキ、『たこらいおん』の件はうまく行きました」
RL/白夜:「それは、蔡銀月を始末した、ということか?」
凱:「ハイ、三合会の蔡銀月は死にました」
RL/白夜:「……そうか。
……清川はどうした?」
凱:「……あの人は壊れました」
RL/白夜:(鋭く)「壊れた? どういうことだ?」
凱:「……清川さん、結構、精神的にヤバイ状態でしたから。
……破壊衝動が」
RL/白夜:「…………………………そうか」
つみれ:沈黙、ながッッッ。
怖すぎる……。
RL/白夜:「……まあ、いずれはそういう時がくるとは思っていた。
それで?
ああ、『たこらいおん』の片付けだな?
大丈夫だ。すぐに向かわせる」
RL:そう言うと、白夜との通話が切れました。
凱:ふぅ……。
さすがに緊張するぜ……。
RL:で、凱がポケットロンをしまうと同時くらいに「たこらいおん」の中に業者が次々と入っています。
RL/業者:「どーもー。『河渡クリーンサービス』でーす!」
りん子:はやッッ!!
つみれ:白夜さん、絶対、見てたよね?
RL:で、河渡クリーンサービスが「たこらいおん」に残った痕跡を跡形もなく掃除していきます。
もちろん、清川さんも運ばれていきます。
と、いうわけで、ここでシーンカットです。
では、エンディングシーンにいきましょうか。
一同:了解!!
RL:で、相談なんですが、特に希望のエンディングがなければ、「たこらいおん」でまとめてやりたいんですが。
銀月と香月が登場しますけど。
凱:いいぜ。
まあ、俺の方は、もう白夜のアニキに報告してあるしな。
銃:いいよ。
りん子:わかった!!
銀月さんや香月さんと一緒にエンディングをしたいしね!!
つみれ:うーん、私は、銀月さんや香月さんと、あんまり関わってないからなあ〜。
影でずっと、応援してたっていうか。
できれば、私は別でお願いします。
RL:了解。
じゃあ、つみれは後で。
最初に3人のエンディングをやりますよ〜。
一同:了解!!




