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七夕。

約三十分遅れ。

一日遅れの空を見上げ

ビルの隙間から覗く星

一つ二つ点々と

主張の少ない星々よ


あれはお前で

あれはお前だ

あれは俺か


短冊願い込め笹の葉に

大きいものから

小さいものまで


一人一人の願いの集成

俺は願う気になれず

ぶらり人の世を離れ

廃駅線路の上歩き

砂利の音を踏み締める


独り夜の神社に出向き

誰もいない境内の中

雑踏の鼓動も聞こえぬ場所

邪魔もなく空を仰ぎ


するりするりと時は過ぎ

陽は昇り星消えて

年に一度の再会も

朝日と共に散ってゆく

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