71/82
Re:夜風。
とある企画で出した詩なので、『Re』とつけました。深い意味はなく、区別するためだけのものです。
深夜の風が吹いている
彼らはこの風を
感じたのだろうか
満天の星の元
数千の光が差し込む中
彼らは何を思ったのだろうか
夜風が音を運んできた
遠い遠い国の物語を
清涼とともに運んできた
天翔ける星が見える
風は草木を揺らし
不規則な音が流れる
たった二人のプラネタリウム
空を見上げて夜の中
星を見ようと山の中
二人は登り
二人は歩き
頂で見えた景色こそ
夏の夜風が舞う場所
青葉には月影が落ち
星々の光が薄くかかる
二人は仰ぎ
互いに笑う
清涼とともに彗星
あの日の夜は
ただ心地よかった




