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栞。
出て来る栞は、本当に僕が持っているものです。
人生に栞を挟んでみる
リーフをモチーフにした
アンティーク風の栞を
自分の人生を
ここまで読んでみて
君は何を感じた
チリンと蝶の飾りが揺れる
リーフは何も言わず
ただその印すべき場所に
差し込まれているだけ
まだたった十五ページの物語
残りはまだ白紙だけど
きっとまだ続く
一日の僕が三百六十五回
それでやっと一ページ
新しくて古きに向かう
たった一枚分の記述文
地球が回って現れる一ページ
次を開いて栞で閉じて
また明日へと続いていく




