前へ目次 次へ 62/82 東雲。 東雲(しののめ)の向こうに 朝日が見える 目線を変えて 反対を見れば 月光が見える 燃える太陽よ 君がいなかったら 生命という生命は 生まれなかっただろう 静かな月を 君がいなかったら 人類は空へ行こうと 考えなかったであろう ああ東雲よ 明るい空を照らすは 我が心の霧をも晴れさせて 見事その本性を 出させてくれた ありがとう太陽よ ありがとう月よ 東雲よ 東雲の切れ間の海面 遠く遠くに目を向ける 明日はもうすぐそこだ 拳を握りしめて 天に掲げてみた