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逃げているだけでは前に進めませんわ

 次の日

「勇者殿、起きて下さい。」

オレは、れいとさんの声で目が覚めた。

「あれ?一緒に寝たんすか?」

れいとさん、話し方変わっちゃっとるやん。

「怖かったんだもん。何?いけないっていうの?」

由里起きてたんだ。

「仲のいい兄弟でいいね。」

『兄弟?』

兄弟?兄弟って、オレと由里が?何でだろう。

「え、違うん?」

れいとさん話し方どうしたんだろう。

「違うわよ。私たちは友達よ。」

そう言って少し悲しそうな表情をした。が、すぐに笑顔に戻った。気のせいか。オレは、その表情のことをすぐに忘れてしまった…。

「そうか、まあとにかく朝食が出来た。」

オレたちは、朝食を食べた。やっぱうまいよな。

「食べたら早く準備しやがって欲しいのです。出発しやがるのですよ。」

「準備は、終わってる。行こう。」

オレたちは、旅に出発することになった、みたいだ。学校どうなってるんだろう。

「よしっ、出発しやがるのです!」

『おー。』

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