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子供の頃の友達
その後、勤務中なのを気にした彼女が話を切り上げて仕事に戻って行った。
涼子はほんわかした気持ちで買い物を続ける。
昔の友達はいい。
大人になってからの変な事情が入らない、純粋な関係。
子供の頃はそれでも色々複雑な感情を抱いていた気がするが。
社会人になった今は、純粋だったなと思う。
買いたいものをカゴに入れ終わり、レジに行く。
レジにいるかな?
レジにいた女性は同級生ではなかったが、気を回してくれて同級生に声をかけてくれた。
同級生がレジに立つ。
「いっぱい買ってくれてありがとう」
「ううん、欲しかったし。これとか、この前テレビでやってて探してたの。それに、最近こういう雑貨屋さん好きなんだよね」
会計をしながら、とりとめのない話をする。
「これ、今度使って」
ポイントカードにハンコをだーっと押してくれる。
あらま。得しちゃった。
「ありがと。また来るね」
「うん、またね」
笑顔のままお店を後にする。
かんみちゃん、だったかなー。
和美、だったが、皆「かんみちゃん」と呼んでいたので、涼子もそう呼んでいた。
変わってなかったなー。
駐車場に行っても、笑顔から元に戻れない。
変な人だと思われちゃう。
そう思いつつも、ニヤニヤしていた。




