第6話 ノーパソが進化した!:画像あり
今の世界における時間確認をしたら、気が抜けた。
腹が減っては戦はできぬ!
台所に戻り、床下収納庫から カセットコンロとカセットボンベを取り出して、
冷蔵庫を素早く開閉して牛乳と肉と野菜を取り出し、肉野菜炒めを作って
食パンに挟んで食べた。
牛乳もまだ 生ぬるくなってなかった。
しっかり栄養補給をしたゾ!
◇
気合を入れて 2階の寝室というか自室にもどり、ノーパソを見た。
すると・・
ノーパソの色がパッと変わった。
もとは黒のノーパソだったのに、銀色で、キーボード部分だけが少し厚みを増したようだ。
なにごとぞ?
おっかなびっくり蓋をあけて、画面部分を立てた。
『ジャジャーン!
初めて アカシックレコードに接触したお祝い♡』
と文字が出てきて、いろいろ説明文が流れ出した。
その説明を要約すると、「アカシックレコード」、それは 「世界の真理」とも呼ばれる情報の海らしいのだが、そこを通して、このノーパソにいろいろなメッセージが送られてきていたらしい。
そして 先ほど 私が、「転居祝い」に関して検索したり、この世界の時間軸と私が元いた世界の時間軸とのすり合わせをしたことにより、このPCが アカシックレコードにアクセスする端末として 正式認証されたらしいのだ・・。
で そのお祝いで、私のノーパソがアカシックレコード端末として進化したのだと。
見た目 外見が変わっただけでなく
機能も 大きく進化したらしい。
(この世界やここでの暮らしに関する検索機能が向上して、得られる情報の質と幅が広がったのかな?
だとしたら 助かる。)
とりあえず これまでと区別するために、
進化した「私のノートパソコン」を「事典君」と名付けよう。
◇
それにしても 事典君の電力消費量はすごい。
幸いにも、「転居祝い」の中に、事典君専用バッテリーが入っていた。
(「転居祝いリスト」の表示が さっきと変わっているように見える。
錯覚かな?
それとも 私の行動により、この家の状況が変わるのに合わせて、転居祝いの中身も 微妙に増えたりバージョンアップしているのだろうか??)
幸いにも「転居祝い」の中からとりだす「物」に関する個数制限はなさそうだ。
なので 早速、事典君専用バッテリーと、電力を魔力に変換する変換機を取り出した。
事典君専用バッテリーは「稼働時間720時間以上分の魔力充電済み」となっていた。
とりあえず 30日間は 電力魔力の補充の心配をせずに 事典君を使えるようだ。
よかった!
そして ノーパソ用に使っていた、私ガモともともっていた防災用品の一部であった太陽光発電機が産み出す電力は、発電機付属の充電池に蓄えておくことにした。
ついでに 夜に備えて、光充電式の防災グッズのいろいろも 窓際に並べて置いた。
とにかく 窓から日差しだけはさんさんとふりそそぐ我が家の室内だからw
◇
バッテリーと事典君を接続し、この状態で 持ち運びできるように、「転居祝い」から事典君専用台も取り出した。
キャスターつきである。
この専用台にバッテリーと事典君をセットすると、
事典君を使うときのデスク兼移動台となった。




