第5話 今、何時? 生き残る為になすべきことを調べる:画像あり
「転居祝い」の説明を読んでわかったことは、ライフラインともいえる水と電気を確保するには、呪文もしくは 魔術の使用が必要だということだ。
そして 呪文や魔術、各種道具類が「転居祝い」に入っているが、
使う前に詳しいことを知ろうと思えば、ノーパソを立ち上げないといけないこともわかった。
なので、我が家の防災セット(転移前から常備していたたもの)の中から、簡易式携帯太陽電池パネルを取り出し、
それを使ってPCの電源ON。
(だって 異世界からのお知らせの時は 勝手に立ち上がったのに、
言いたいことだけ言って(?)すぐに切れちゃったのだもの。
部屋の電灯などは今もつかないから 停電中なのはまちがいない。
PCのバッテリーを当てにしてもいずれは充電しなくてはいけない。
ならば 太陽のでているうちにで太陽光発電で充電しつつ使わなくては!)
そして ちゃんと自力で 通電してから、ノーパソを開いて検索したら、
調理の際、ガス器具を利用したければ、魔法必須、
しかし 今すぐそれを使うのは 生命力消費の点から、自殺行為であることが分かった。
残念ながら、うちの調理器具は、実質ガス依存タイプである。
それに代わる燃料は、マキ(自宅周辺の木を切り倒す)、木炭(魔術通販でお取り寄せ)、そして それらの使用を前提とした、器具を、転居祝いセットから取り出さなければいけないらしい。
(さすがに 練炭セットを防災用に備えてはいなかったからw
ホームセンターで売っているのを見たことはあるけど・・
一酸化炭素中毒が怖いし・・
天災なんて非常時に使い慣れないものを使うのは失敗のもとだし、
避難所に七輪を持ち込んだ場合の人目が怖いから。
ぜったい 絡まれると思う。
人間って己のストレス発散のために、些細な差異を理由に 噂といじめと身体的暴力をふるう生き物だから。)
◇
トリセツ類とノーパソでの検索結果を合わせて分かったこと。
①住居内の安全は、転居祝いから「防御魔法」を選択すれば確保できる。
防御魔法を行使する前に 住居を拡張すれば、拡張部分も 守られるらしい。
家を拡張するには 拡張魔法を、「転居祝い」より選択すればよいようだ。
そして、防御魔法の入った「防御魔法セット」や、拡張魔法の入った「拡張魔法セット」を使うと、半永久的に効果が持続するらしい。
ちなみに転居祝いから選択できる「魔法セット」は、一度に2つまで。
②「転居祝い」
ちなみに 「転居祝い」の中にある魔法リストはかなり多く、魔法によっては各種制限も細かくて 読み切れなかった。
(それにしても 「1度に」という注釈はどういう意味だろう?)
また 転居祝いの中には、呪文?魔法?などの単品と、目的別にそれらが複数入らっているらしい「セット」品もあった。
そのどちらのリストも長かったが・・
条件がいろいろややこしくて・・
◇
(そもそも 転居というのは、人間が新しい家にひっこすことであって、
家ごと転移したらしい今の状況は、転居というより、
「家ごと引っ越し」と言った方が良いんじゃなかろうか?)なんて思いがよぎった。
そして気づいた、体感で半日くらいはたった気がする。
あかん タイムリミットを正確に知っておく必要がある。
◇
・というわけで、あらためて ノーパソで こちらの時間でのセットアップと、
「転居祝い」のタイムリミットが 具体的に今から何時間後になるか調べた。
その結果、こちらの世界でも1日は24時間。
「転居祝い」の制限時間3日間のカウントは、
PCに「異世界からのお知らせ」が最初に入った時間から始まっていた。
・現在 紀元元年1月1日11時0分 タイムリミット 残り2日と19時間だってさ。
逆算すると、ここに来て異世界からのお知らせを受け取ったのは、こちらの時間で朝の6時だったのか・・
そこで思い出した、
私の腕時計は 光充電式だったことを!
◇
そこで、寝室の壁際の棚に置いてある、腕時計を見た。
時計は6時ちょっと前を指して動いている。
電池式の置時計をみたら、そちらも6時ちょっと前で動いていた。
そうか、「異世界からのお知らせ」のあと、家の中の時計も動き出したらしい、
たぶん。
なぜ そう考えたかって?
・PCの時刻表示(11時)と、タイムリミットまでの残存時間の表示をもとに、「異世界からのお知らせ」を受け取ってから5時間経過と推定。
目覚めた時に、動きが止まっていた置時計の表示は1時1分前くらいだった。(アナログ表示なので秒までわからない)
現在 動いている同じ置時計の針が示すのは6時。
つまり5時間分進んでいる。
だから、一度は止まった時計も、「異世界からのお知らせ」が到着してから動き出したと判断したわけ。
なぜかはわからないが、そういうこと。
念のために、手元の手帳に その旨書きつけておいた。
そこから推論を立てると、
転移があったのが、元の時間軸で、1時1分前だったのではないかな??、ということも手帳に書いておいた。
◇
電池節約のために、置時計の電池は抜いた。
それから、腕時計の時間をPCを見ながら11時6分0秒に合わせて、腕に巻いた。
これは光充電式だから、この先何年かは使えるだろう。
(私は 腕時計に軽さを求めるので、手巻き式を長く使い、その後 光充電式のものに買い替えた。
電池式の腕時計は使わなかった。毎年のように電池交換に行くのもめんどうだったし)




